CubとSRと

ただの日記

一目惚れ

2019年04月17日 | バイク 車 ツーリング
 すらりと長いマフラー、じゃなくって、あらぬ方向にまるで貝柱のように突き出した太短いマフラー。
 だけど、SRXもキックのみ。
 ということで、400ccのバイク選択の中に、このSRXは初め、入ってなかった。
 けど、この二代目SRXの写真を見て一気に惹きつけられた。
 初代のSRXも、キックのみでなかったらGBの次に乗るバイクとして気になる存在だった。
 他のバイクと違って丸型パイプフレームでなくって、角型パイプフレーム。
 それだけでも都会的でカッコいいのに、タンクときたらこれまで見たこともない流麗で、それでいて軽薄な感じの全くない美しい独特の形。
 たった一言。「こんなカッコ良くって美しいタンク、見たことない!」
 能々見ると、マフラーは絶対この形でなきゃ 、と思わされるほどの考え抜いた形。セローと同じで、とにかくまとまりが良い。
 SRがバスケットボールの二流選手なら、SRXは走り高跳びの選手。
 とにかく美しいシルエットだった。キックアームでさえ都会的に見えた。
 二代目は走り高跳びの選手、というよりフィットネスジムの小柄な女性トレーナー。
 とにかく美しいシルエットであることに加えて、これからの爆発力を示すためにぐっと縮めた車体には、向こう側が見えるような隙は全く無い。
 初代のタンクは横から見ると、これまでどのバイクにもなかった均整の取れた形をしていた。
 が、上から見ると、その台形の形が妙に愛想のない冷たいものに見えた。スフィンクスの背中みたい。
 それが二代目になると、タンク上部左右に窪みがつけられて、どの角度から見ても曲線が強調された、何とも色っぽいラインになる。
 これだけきれいな形になると、キックアームが却って邪魔になる。
 妙なもんだ。
 
 セルモーターが付き、キックアームのなくなったSRXを、選択対象から外す理由はなくなった。
 同時に「これを買いたい!」、となった。
 俗に言う、「一目ぼれ」と言う奴だ。


コメント
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