CubとSRと

ただの日記

働かざる者 食うべからず

2019年04月20日 | 重箱の隅
 過激だよねえ~。
 「働かない者は食っちゃいけない」
 、なんて。
 でも、これ本当は
 「一日働かざれば一日食(は)まず」
 、なんだそうだ。何でも有名な禅僧の言葉らしい。
 「働かざる者 食うべからず」、ということになると、「働け働け。何が何でも働け。何?体調が悪い?気が緩んどるんだ、バカモンが!」、みたいに聞こえるし、実際「命令されている」感がある。
 勿論、日本で、近しい人がこういう言い方をする場合は、額面通りに受け取っちゃいけない。
 ともすれば、甘え、怠けそうになる身内の者の気持ちを、敢えてこういう言い方をして叱咤激励しているわけで。本当に具合が悪そうだったら途端に狼狽えて、あれこれと方策を講じたりし始める。

 これに比べて
 「一日働かざれば一日食(は)まず」
 というのは、自分で自分に負荷を与えて、精進するよう努めているわけだ。
 「働いたからな、堂々と美味いものを食ってやる」
 、なんて発想にはつながらない。
 「生きることに意味は有りや無しや」と問われることに似ている。
 意味なんかない。あるがままを考えたら、ただ「生きている」だけのこと。
 その「生きている意味」「生きる意味」を個々人が作るだけのこと。
 傍から見ればどんなくだらない「意味」であろうとも、個々がそこに意味を見出し行うならば、それでよい。
 ということで、
 「日記を書かなければ、一日生きたことにならない」
 ということにして、今年初めから過ごしている。
 日記の中身の良し悪しは問題ではない。とにかく日記を書けば、一日生きている意味はあった、ということにする。
 
 そういうわけで、何とか今日の日記を書き終えた。
 めでたしめでたし。

コメント
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