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実家での18年間は遠い記憶となりました!

2008年08月20日 | たばこの気持ち
★ 今夏、福島県内にある祖母と母のお墓参りをしてきました。「ふるさとは遠きにありて想うもの」であることを実感いたしました。ふるさとで生まれ育ち18歳で上京し、栃木県に引っ越してから17年目にもなり、今や55歳になってしまいました。ふるさとでのはっきりした記憶が5歳であるとすれば、それを差し引いた13年間が「私のふるさと」という体験の集積になるのでしょう。そうすると、17年目になる栃木県の方が、自分にとっては長く居住していることになります。

★ 実家には87歳の父と長兄夫婦が暮らしています。同じ町内には次兄、叔父・叔母・従兄弟・従姉妹も暮らしていますが、一緒に生活を共にしておりませんので、共有すべき時間や出来事が少なくなるのは当然ですから、どうしても「ふるさとは遠く」になっていくのでしょう。それが、悲しいような切ないような現実と知りました。というわけで、祖母は、たばこが好きだったので、お線香(神道なのでお線香をあげません)の代わりに、たばこに火をつけて墓前に供えてきました。
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