たばこの気持ち

☆　一服ということでは、たばこもお茶も同じ意味がある。先日、産経新聞に「千利休の教え」が掲載されていた。裏千家の前の家元である玄室さんが書いたものである。利休の唱えた「四規七則」のうち、四規とは「和敬清寂」のことであり、それぞれ「平和の和」「どんな人をも敬う心」「己の自浄作用」「明日に対する心構え、寂然不動」という四つの精神を学ぶことが茶道の道であるという。

☆　そして、七則とは…

　一．炭は湯の沸くように
　一．花は野にあるように
　一．降らずとも雨の用意
　一．刻限は早めに
　一．相客に心せよ
　一．夏は涼しく冬は暖かに
　一．茶は服のよきように

という簡潔な言葉で表現されている。たとえ茶道はしていなくても、日々の生活の中で「四規七則」を暗唱していれば、自分のために役立つのではないか、と感じたのである。

池袋の西口へ久しぶりに出かけてきました。劇団「三年物語」の「ロボット」をみました。初回、１５００円のチケットにも魅かれましたが、未来のお話しはそれなりに楽しめました。

さて、東京芸術劇場のある西口公園、３０数年前とはすっかり様相が変わりました。劇場手前の時計塔には、「歩きタバコ禁止」の大きな看板がかかっておりました。景観的に申し上げれば、あんなものない方がいいと思います。

★　銀座ライオン（旧新橋駅跡に隣接したビアガーデン）で、新幹線ツーキニストのオフ会がございました。１０名（うち女性１名）の参加のうち、喫煙者は３人でした。テーブルでの喫煙はできませんでしたが、店内のオープンスペースの喫煙コーナーがあり、たばこを吸う者にとって、さほどストレスは感じられませんでした。

★　土曜日の夕方、会費４０００円で飲み放題付きのコースで、場所を考えたら格安料金だと思います。これからの時節、生ビールがますます美味しくなりますね。ぜひ、お勧めですよ。

★　Ａさんにとっては何でもないことであろうとも、Ｂさんにとっては大変な苦痛を伴うことであったり、場合によっては過大なストレスとなってしまったりすることがある。

★★　そして、年齢を重ねるに従い、長年にわたり自分を守ってきた心の鎧（よろい）が強固となり、環境変化や対人関係への波風を嫌い、知らず知らずのうちに保守的な言動をとるようになる。

★★★　誰でも一歩踏み出せないときがある。背中を押してくれる人、ちょっとした勇気、ひょんな偶然などによって、簡単にできてしまうことがある。それも真実なのだから、決め付けてしまう必要はない、と思うのです。

★　今年の阪神タイガースは、なかなか上昇気流に乗れずに下位を低迷している。昨年のセ・リーグ優勝を逃したことが、今に至っても影響しているような気がしてならない。さて、プロ野球といえば亡き友人のことを思い出す。熱烈な広島カープファンだった。自分の好きなこと、愛するものへのこだわりも強烈で、知り合った当時は「どうして、そんなに熱くなれるんだろう？」と不思議な気がしたのである。たびたび飲み食いをしたが、お互いの勤務地の関係で新橋周辺が多かった。「鳥ぎん」の新橋店では２度ほど会食した記憶がある。

★　そんなことをふと思い出し、東京で一人暮らしをしている息子（大学３年生）に、「うまい釜めし屋さんがあるんだけれど、どうよ」と誘ってみた。ＪＲ総武線を活動拠点にしている息子にとって、「新橋は何でも高い」というイメージがあるらしい。お店のメニューをＷｅｂで調べたら、さほど高くもないし、焼き鳥も美味しそうなので、今から楽しみにしているのだ。ＳＬ広場の喫煙コーナーで、久しぶりに会う息子と待ち合わせしようと思う。

★　ずっと以前、とある記念パーティのテーブルで、私の座っていたテーブルへ挨拶に来たパーティ主催者を、「皆さん、この人が『なんにも専務の●▲さんで～す！』とご紹介申し上げたところ、●▲専務が急に表情を変えられたのです。

★　若気の至りで、「何を怒っているんだよ。器の小さな人だなー」と心の中では感じつつ、世の中には「冗談の通じない人がいるんだし、少しは口を慎もう」と思ったのでした。意図しないところで、あえて敵を作ってはいけないのですね。

★　夜遅く、就寝前の１時間ほど、経済学の本を音読しています。勉強しながら滑舌（かつぜつ）良くなるし、丹田も鍛えられます。声を出して読む効用は、かねてから知っていましたし、詩吟では「素読」が重要とされています。

★　『現実経済論の諸問題』という本は、知り合いの先生の自著であり、今月の２７日にお会いすることになっているので、それまでには読み終え、自分なりの感想をお伝えできればと考えています。１００ページまで読んだ限りでは、とても読みやすく面白いです。

★　たばこに関しては、暗いニュースばかりが目立つ昨今です。最近、ＥＵにおいても「公共的場所での禁煙」が決定されたようです。実施時期は若干の猶予があるものの、内容は神奈川県条例よりも厳しく、日本への波及を想定すれば、ますます喫煙できる場所が少なくなることでしょう。

★　最近、ニコチン・タール値が高く、値段も安い「わかば」を吸ってみたのですが、たばこを将来的にも止めずに、経済的な負担を同等にしようとすれば、わかばのようなたばこを買って、１本１本味わいながら吸うことも考えておく必要があるのではないか、と真剣に考えてしまったのです。

＊　亜細亜大学の茂木先生です！

☆　最近、日常生活に流され過ぎている自分を反省し、７～８年ほど遠ざかっていた読書を再開しています。こむずかしい言葉が、とても新鮮に感じます。「そういえは若い頃、コーヒーショップに入りびたり、うすぐらい席で飽きもせず本を読んでいたものだなー」と思い返しています。

☆　その際、たばこが欠かせませんでした。自分にとって、本を読み感動しながら、その気持ちを冷静に受け止めるため、途中の一服は必要不可欠なものでした。活字の世界は軽視できませんね。先達の知恵や喜怒哀楽、人々の苦しみや憎しみ、名作の数々、やはり自分にとって大切な財産だったのだと思います。

★　先日、大阪回転寿司「スシロー」小山店に行きました。１貫１０５円のところ９０円セールということもあってか、大混雑状態でした。たかが「１５円」されど「１５円」、低価格競争は回転寿司の業界にも波及しているようです。まさに「一服している余裕もない」状況といえます。

★　お客さんとしてはありがたいのですが、負のスパイラルも想定される世の中的には、ちょっと首をひねりたくなります。セブンイレブンの「お弁当問題」の行方も痛し痒しの問題でしょう。安定は退屈ですが、これだけ不安定だと安定を求めたくなりますね。