たばこの気持ち

◎　近所のスーパーの入り口にあるたばこ自販機でたばこを買っていたら、買い物を終えた二人の女性（親子だと思います）が私を覗き込んでいました。振り返ると、「レジでキャスターマイルドは１カートン買えたんですけ、マイルドセブン・ワンのメンソールがなかったんですよ。ここで買えるんですか？」と聴かれたので、「それなら、ここにありますので私のｔａｓｐｏカードを使って下さい」といいました。

◎　１万円札を財布から出したので、「あっ、ここは千円札しか使えないみたいなので、持ち合わせがあるので両替しましょう」と、自分の財布から５千円札と千円札６枚を差し出しました。お二人は、旦那さんたちに頼まれて、いつもはスーパーでまとめ買いをしているのでしょう。おそらく、たばこ自販機で買うのは初めてだから、自分は「お役に立てて良かった」と思ったのです。

◎　朝日新聞（2011年4月7日号）の６面に、「震災・停電　ＪＴに打撃」という記事が掲載されていました。田中という人が撮影した日本フィルター工業多賀城工場の写真が、被災の大きさを印象づけています。重ねて、被災された関係者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。

◎　福島県内にある「中骨刻」という主要材料の工場も被災し、海外調達に切り替えたとも記載されていました。改めて、１箱のたばこを観察してみると、たくさんの材料で構成されていることがわかります。愛煙家として、早急なたばこの生産・流通体制の復旧を心待ちにしております。

◎　先日、私は近所のスーパー入り口にあるたばこ自販機で、やっとマイルドセブン・ワンを買うことができました。仕事を終えた帰路、それまでは普通に買うことのできた東京駅と小山駅の売店で、マイルドセブン・ワンがきれいさっぱり売り切れていました。たばこの品薄状態が急速に広がっているのですね。

◎　そこで、私は考えました。たばこの自販機でなら、まだ間に合うかも知れないと。その考えは正しく、１００‘ｓは２個で売り切れランプが点灯しましたが、ソフトパックをあわせて５個買うことができました。自分もそうなのですが、コンビニでたばこを買う人が多く、ｔａｓｐｏカードを所持していない喫煙者が少ないと実感しました。