
◎ 飲食店にとって、受動喫煙防止対策をとることは相応の経費が不可欠であり、また客層や店舗をとりまく環境などを考慮する必要もあることから、なかなか厄介な面があるようです。中でも居酒屋さんは、国や自治体からの指導に困惑しているようですね。対応にバラツキが見られ、「全面禁煙」を採用したり、あるいは撤回したり、分煙の工事に踏み切ったりと様々な対応がとられています。
◎ マクドナルドのような地域特性に合わせ、たばこを吸うお客様と吸わないお客様双方に配慮しているチェーン店は、私のようなたばこを吸う人間にとって好ましいと感じます。郊外型で人の混雑しないお店には、お店の入口にもオリジナルのスタンド灰皿を置き、店内にも喫煙席を設けています。駅前の混雑する場所では、階を区切って喫煙席を設けるなどの工夫をされているので、気を使うことなく利用することができますね。
◎ 山田風太郎さんの『魔界転生』に登場する柳生十兵衛は、考えごとをしているときや、弟子たちに問い詰められたときなどに、煙管を手にしていました。刻みたばこは、静止した状態でしか吸えないので、緊迫した駆け引きやたたかいのシーンでは登場することはありません。
◎ しかし、急展開するシーンの前段、もしくは切羽詰った状況で、柳生十兵衛が手にする煙管がとても効果的なのです。「お茶を飲んだ」とか、「お酒を口にした」ではピッタリこないのです。やはり、煙草や煙管でなければならないのです。私はそう思いました。山田風太郎さんは死ぬまで、たばこを弁護し続けた小説家でした。
◎ しかし、急展開するシーンの前段、もしくは切羽詰った状況で、柳生十兵衛が手にする煙管がとても効果的なのです。「お茶を飲んだ」とか、「お酒を口にした」ではピッタリこないのです。やはり、煙草や煙管でなければならないのです。私はそう思いました。山田風太郎さんは死ぬまで、たばこを弁護し続けた小説家でした。
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