ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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SPAで落語・勿体ない~リバティ落語会

2008-10-12 08:29:38 | 落語
今日は、近くである、温泉に入っての落語会ヘ。
心身とも、リフレッシュできればと。
演者は、八天さんと、ほかは誰なのか。

落語の報告か、温泉の報告か、何れになるのか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

15分前に入ると、私をいれて3名のお客さん。
席は40席準備しているのに、落語には興味無しか。

昨日のパンジョ寄席とメンバーもさほど差はないが、
実力より、マスコミへの露出度か。
つく枝さん、襲名を控えた注目の噺家さんなのに残念。

最終会場の半分、20名でスタート。
隣の部屋では、80人ぐらいが寝転んでTVを見ておられるのに
生、本物の芸に、触れる良い機会なのに、あぁ、勿体ない。


一、林家卵三郎・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」

前歴は、元獣医です。北海道の酪農学園大学に7年通ってましたと。

4月に見た時より、頭は短く刈っており、
呂竹さんか、市楼さんっぽい
でも、、年より、若く見えまっせ。

噺は、「阿弥陀池」、普通会場の奥の隅を見て
上下を分けるみたいだが、前列の私の方を見て
話されるので、こちらが緊張、お客さんが少ないので
笑わないと失礼と思いながら、笑うところを
探して聞くのは、つらい。

動きも大きく、主人公のイチビリぶりがもっとあれば
自然と笑えたのにと、笑える言い訳探してしまいましたで。

この様な、落語にあまり興味の無い方を笑わすのは
本当の実力が試されますな。


二、桂つく枝・・・・・・・・・・・・・「動物園」

落語は各師匠に弟子入りして落語家に成るのですが。
先程の卯三郎さんは染丸師匠。
あとの、八天さんは八方師匠。
私は、文枝、小文枝の20人の弟子の18番目。
三枝、きん枝、文珍、文太・・・・・・・・・・・阿か枝まで
さらっと並べる。

客層を見て、選んだ演目は「動物園」
解り易く、子供もいたので、卯三郎さんと違って
笑いは増える。

園長さんの名は、長谷川さん。
文枝師匠の本名。

まふぁ、文三襲名後はかけないネタが聴けたと、
自己満足・・・・・。


三、月亭八天・・・・・・・・・・・・・「七度狐」

お家帰られたら、リバティで、八天に、会ってんと
お伝えくださいと。

この少ない、客の前で、手を抜くことなく古典を演じて
笑いをとる。・・・・実力・・・・そして・・・芸人魂がある。

「七度狐」、只いつもなら、山道に入るところ、
おさよ後家が、棺桶跳ね除けて出てくるところで
鳴物が入るのに・・・・勿体ない。

八天さん、声が良い。ハリがあって、それでいて重みもある。
無理に声を出さなくても、十分なる声量。
喜六、清八。が自然に見える。

芸暦をみると、22年のキャリア。
よく、3人とか5人とかの前で演じたことがあります。
とよく噺家さんは言いますが、、
落語ファンばかりで無く、そして少ないお客さんの前で
幾度となく、落語をしてきたことか・・。

私も、参加した落語会での、最少人数の記録。

八天、つく枝、卯三郎、上方落語の中堅どころの
充実した落語会。・・・・・勿体ないの一言。

でも、三人のプロ根性、しっかりみせてもらいましたでぇ・・・。



リバティ落語会
2008年10月12日(日)午後2:00~
スパリゾート・リバティ 3F

一、林家卵三郎・・・・・・・・・・・「阿弥陀池」
二、桂つく枝・・・・・・・・・・・・・「動物園」
三、月亭八天・・・・・・・・・・・・・「七度狐」
コメント
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