さすが、旧鴻池邸、豪華な舞台。
250名。前売り完売の割には、あちらこちら空席で開演。
平日の6:30、勤め人には辛い。
一、桂二乗・・・・・・・・・・・「道具屋」
京都の二条で、四畳半の部屋に住んでいる、二乗ですと自己紹介。
京都で活躍の、米二さんの弟子。
しっかりした、はなしぶり、無理に笑いを取りにいくでもなく、
話自体を素直に聞かせてくれる、正攻法。
各所の、小笑いの箇所、これを中笑いにするか、
噺全般を、大笑いにするかは、なかなか腕がいりそう、
でも、道具屋という噺、難しいですな。
二、桂文昇・・・・・・・・・・・「餅屋問答」
岸和田出身。味のある噺家さん。
個性がある訳では無いが、終ってみると、味がある。
噺、全編で、ひとつの作品。
同門の文太師匠のような、フランス映画を見終ったような、
何かしら漂う、余韻がある。
癒しの、噺家、文昇さん。
文枝師匠のはんなり、「天神山」とか「高尾」など聴いてみたい。
三、笑福亭竹林・・・・・・・「井戸の茶碗」
勉強不足で、はずかしや。
「はてなの茶碗」の変形版程度で考えていたら、
江戸落語では、トリネタの重要演目。
二度目の、井戸の茶碗を渡すとき、
娘さんを差し出すのではないかと予感はあったが、
最後には、めでたくのハッピィエンド。
講談話のよう。「武士はくわねど、高楊枝。」
誇りをもっていましたな。
今の政治家、金と己のことばかり。
ここに登場する、浪人と侍のような
気概を持った人物はいないのか。
選挙は、まだでっか。我が選挙区からは、
相応しい人は出るのか・・・・。
上方では、めずらしい噺・・・良かったです。
四、菊地まどか・・・・・・・「嫁ぐ日」
久しぶりのまどかちゃん。
今日も、得意の、「嫁ぐ日で、稼ぐ日々なり まどかちゃん」
曲師の虹さん、今日はチョット、ロックぽかったけど、
前とは違うのか、私の思い過ごしか。
何度聞いても、ほろりとする、名作、自信作。
まどかちゃん。
今日は、前列で見たので、可愛いえくぼがよく見えましたで。
五、桂雀三郎・・・・・・・・・「三十石夢の通い路」
雀三郎さんの三十石も、何度聞いてもよろしいな。
前回は、大阪までのゆったりさを感じたが、
今日は、大爆笑編に変身。
お女中を、膝に乗せて、大阪まで帰り、
その後の、あれやこれやの心づもりのおもしろさ。
女性が多く、250名の笑いがユキダルマ式に増えていく、
この爆笑は、枝雀師匠の弟子であることの証か。
250名もの人を、笑いに巻きこめる、
トリの役割を果たした、雀三郎師匠でした。
第三回・大美落語会
2008年10月2日(木)午後6:30開演
大阪美術倶楽部・2階光悦の間
一、桂二乗・・・・・・・・・・・「道具屋」
二、桂文昇・・・・・・・・・・・「餅屋問答」
三、笑福亭竹林・・・・・・・「井戸の茶碗」
中入り
四、菊地まどか・・・・・・・「嫁ぐ日」
五、桂雀三郎・・・・・・・・・「三十石夢の通い路」
250名。前売り完売の割には、あちらこちら空席で開演。
平日の6:30、勤め人には辛い。
一、桂二乗・・・・・・・・・・・「道具屋」
京都の二条で、四畳半の部屋に住んでいる、二乗ですと自己紹介。
京都で活躍の、米二さんの弟子。
しっかりした、はなしぶり、無理に笑いを取りにいくでもなく、
話自体を素直に聞かせてくれる、正攻法。
各所の、小笑いの箇所、これを中笑いにするか、
噺全般を、大笑いにするかは、なかなか腕がいりそう、
でも、道具屋という噺、難しいですな。
二、桂文昇・・・・・・・・・・・「餅屋問答」
岸和田出身。味のある噺家さん。
個性がある訳では無いが、終ってみると、味がある。
噺、全編で、ひとつの作品。
同門の文太師匠のような、フランス映画を見終ったような、
何かしら漂う、余韻がある。
癒しの、噺家、文昇さん。
文枝師匠のはんなり、「天神山」とか「高尾」など聴いてみたい。
三、笑福亭竹林・・・・・・・「井戸の茶碗」
勉強不足で、はずかしや。
「はてなの茶碗」の変形版程度で考えていたら、
江戸落語では、トリネタの重要演目。
二度目の、井戸の茶碗を渡すとき、
娘さんを差し出すのではないかと予感はあったが、
最後には、めでたくのハッピィエンド。
講談話のよう。「武士はくわねど、高楊枝。」
誇りをもっていましたな。
今の政治家、金と己のことばかり。
ここに登場する、浪人と侍のような
気概を持った人物はいないのか。
選挙は、まだでっか。我が選挙区からは、
相応しい人は出るのか・・・・。
上方では、めずらしい噺・・・良かったです。
四、菊地まどか・・・・・・・「嫁ぐ日」
久しぶりのまどかちゃん。
今日も、得意の、「嫁ぐ日で、稼ぐ日々なり まどかちゃん」
曲師の虹さん、今日はチョット、ロックぽかったけど、
前とは違うのか、私の思い過ごしか。
何度聞いても、ほろりとする、名作、自信作。
まどかちゃん。
今日は、前列で見たので、可愛いえくぼがよく見えましたで。
五、桂雀三郎・・・・・・・・・「三十石夢の通い路」
雀三郎さんの三十石も、何度聞いてもよろしいな。
前回は、大阪までのゆったりさを感じたが、
今日は、大爆笑編に変身。
お女中を、膝に乗せて、大阪まで帰り、
その後の、あれやこれやの心づもりのおもしろさ。
女性が多く、250名の笑いがユキダルマ式に増えていく、
この爆笑は、枝雀師匠の弟子であることの証か。
250名もの人を、笑いに巻きこめる、
トリの役割を果たした、雀三郎師匠でした。
第三回・大美落語会
2008年10月2日(木)午後6:30開演
大阪美術倶楽部・2階光悦の間
一、桂二乗・・・・・・・・・・・「道具屋」
二、桂文昇・・・・・・・・・・・「餅屋問答」
三、笑福亭竹林・・・・・・・「井戸の茶碗」
中入り
四、菊地まどか・・・・・・・「嫁ぐ日」
五、桂雀三郎・・・・・・・・・「三十石夢の通い路」