ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

酒が呑みたい~百人一酒

2010-12-07 05:59:08 | 本の少し
百人一酒 (文春文庫)
俵 万智
文藝春秋

☆☆☆


「サラダ記念日」の俵万智さんが、酒にまつわるエッセイというか、おいしいお酒を紹介。
読めば読むほど、酒が呑みたくなる、「百人一酒」。

気になったところをあげれば・・・・、

スペインでよく飲まれる、赤ワインにフルーツ果汁を加えての、サングリア。
昼間に飲む酒とお勧め・・・心地よい日差しの中で飲んでみたいですな。

焼酎のお湯割りは、まず先にお湯を入れ、あとから焼酎をいれる、
すると「、香りの立ち方が、まるで違う」と、ちょっとしたことで、
早速、試したくなります、まあ、焼酎はすぐ酔うんですけど・・・・・・・・・・。

燗酒に対する、日本人のこだわりについて、落語にでてくる、上燗とは、
「熱なし、ぬるなし、ころかげんで、上燗」では、その温度は・・いかほど。
人肌燗(35度前後)、ぬる燗(40度前後)、熱燗(50度前後)、
他に、日向燗(30度前後)、飛び切り燗(55度以上)、そして上燗(45度前後)
これほど、豊かな言葉があるなんて、文化ですな。
熱燗は、基本、苦手なんですが、この冬は一度呑んでみようかと・・・。

居酒屋で、海老や、イカの天ぷらを、アンチョビソースとピリ辛トマトソースで食べると
「イタリアの天ぷら」に変身、マッシュルームのニンニク焼きも、おすすめ、
ワインとの相性、抜群・・・・早速、作ってみなければ・・・・。

芝居楽しみの一つには、観終わったあとで、お酒を飲みつつ、あーだこーだと
語りあう時間だと・・・まあ、私が、この3年落語熱が続いているのも、落語のあとの
あーだこーだのおしゃべりが、楽しくてで、そういう面では、いたってこの頃、
一人での落語は、あまり気が進みませんようですな。

ギリシャワインでは、赤で「クーロス・ネメア・リザーブ」白で「レッチーナ・オブ・アッチィカ」
がお勧め・・・食後のデザートかわりに、甘めのシェリーをなめるのが、グー。
ミディアムなら、梅酒と同じぐらいの甘さ。そういえば、夏にギンギンに冷やして
風呂上りに、水で割って飲むドライシェリーも、大人の味がして良かったですな。

そして、中華料理には、ロゼがあうと、でも仲間からは「そんなん、常識じゃん」と、
ベトナム料理にもあうと、常識かどうか、一度味あってみなければ・・・・

この師走の12月、飲まなければならないお酒が多くて、忙しおますな。
血糖値、体重とニラメッコ、しながら、呑みたいですな・・・。


追加・・・、村上春さんの「またたび浴びたタマ」という回文の本がおもしろいと、
紹介されている・・・・この本、二週間ほど前に読んだとこ・・・
じゅつつなぎで、同じ感性ぇと、ちょっぴり嬉しくなる。

万智さんがつくった、酒に銘柄にちなんだ回文を・・ご本人の自信作とは

酔いごこちいい「いいちこ」濃いよ。

今酌んで今うまい「天狗舞」。

うまいな・・・きまってますな。

まあ、酒のみ方にお勧めの本、酒のアテに、ぴったりでおますで。



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