笑福亭伯枝独演会~2024.011.17
良かったですな。こんなにはじけた伯枝師匠見たのは初めて。のびのび、パンツのゴムが伸びたみたいにのびのび。自由にあちらこちらへこれぞ笑福亭、これぞ伯枝。最高に楽しませて貰いました、笑福亭伯枝独演会でおました。
一、月亭秀都・・・・・「看板の一」
なんて今の若手は上手いんでしょう。博打打ちの親さんは貫録があるし、主人公のアホさ加減も充分発揮。文都さんのお弟子さん。流石にしっかりもんでおますな。
二、笑福亭伯枝・・・・「袈裟御前」
今日の秀逸か。客席に虫の声をさせたりとか、客席参加型落語?あちらこちらにアンコを散りばめながら、私、伯枝師匠の少し打線気味にあちらへふらふらこちらへふらふらのこのようなネタ好きでおます。筋らしいところが一切無いだけに、するとなればさぞ難しい落語なんでしょうな。
三、ナオユキ・・・・・「スタンダップコメディ」
初めて聞いた、落語仲間さん絶賛。衝撃だったらしいです。私はこの20年で既に10回ほど聞いてますが、凄いのはネタが同じものが無いと言うことです。月ごとに少しずつ入れ替えてるんでしょうな。いつ聞いても新鮮、ナオユキさんの「スタンダップコメディ」。
四、笑福亭伯枝・・・・「七度狐」
中入り前に「七度狐」。私も演目にあるんですが、きょうは少し端折りながらの一席。そうか、こういうところをカットして、ここは活かしてと、落語って自由自在にあやつれるんですな。ほんと、勉強になった「七度狐」でおました。
五、笑福亭伯枝・・・・「火焔太鼓」
女将さんとのお金の出し入れで大いに沸かす、「火焔太鼓」。嫁さんにボロクソに言われながらも仲の良い古道具屋。潰れずに続いてるとは、こんな店には、二人の人柄で仰山お客さん寄ってくるんでしょうな。
最後にお見送りのに伯枝師匠。そしてなんとも派手なファンの方がひとり。博多から来られたとか、思わずお近づきの証拠にパチリとツーショットで。
さすが、伯枝師匠、ファン層が広いですな・・・・。
笑福亭伯枝独演会
2024年11月17日(日)午後6:00開演
天満天神繁昌亭
一、月亭秀都・・・・・「開口一番」
二、笑福亭伯枝・・・・「袈裟御前」
三、ナオユキ・・・・・「スタンダップコメディ」
四、笑福亭伯枝・・・・「七度狐」
中入り
五、笑福亭伯枝・・・・「火焔太鼓」
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