2011年・ごまめが読んだ中での、BEST20。
☆☆、星二つ以上で印象に残ったの本、20冊、。
今年のBEST・1は、落語、短歌とも違う「おべんとうの時間」。
何とも、愛する人への温かさが感じられる本でおます。
三浦しをん、万城目学、北村薫、愛川晶さんなどが、今年初めて出会った人たち。
年末には、、池谷裕二さんの脳のお話しも、新ジャンルで読みだすが
釣りや、短歌と、落語以外にも拡がりつつ、気の多さが目立ちますな。
でも、素直に並べると、穂村さんの本が多いこと、結構波長が合ってるんでしょうな。
まあ、これらの本から、来年はどう拡がるのか楽しみですな。
ごまめの・今年のBEST20
①「べんとうの時間」・阿部了、直美・・・・・02・01・・作り手の想いが詰まった愛情弁当ばかり。
②「落語進化論」・立川志らく・・・・・・・・・・07・03・・流行は時代を動かすが、文化はマニアがつくる。
③「あやつられ文楽鑑賞」、三浦しをん・12・07・素人目線、それでいて核心をつく、文楽の世界にズケズケと。
④「米朝ばなし」、桂米朝・・・・・・・・・・・・・・01.21・・上方落語の学術的必読の本。
⑤「バス釣りの教則本」、・・・・・・・・・・・・・・07・28・・読んでいると、釣りに行きたくなる教則本。
⑥「短歌の友人」、穂村弘・・・・・・・・・・04・13・へなへなの駄目男を演じている穂村弘さんの短歌の歌論集。
⑦「ひとりで生きられないのも芸のうち」内田樹・02・10・普段の自分の考え、いきざまを整理するには最適の本。
⑧「短歌ください」、穂村弘・・・・・・・・・06・08・・短歌に含まれる情景、心情を探るのは落語の世界に相通じる。
⑨「落語こてんパン」、柳家喬太郎・・・・・・08・15・・すべての噺、読んでいる内に落語の真髄に近づく。
⑩「ドラえもん短歌」、枡野浩一・・・・・・08・09・・優しくて・ドラえもんの世界に、何でもドアで運んでくれる。
⑪「らくご小僧」、立川志らく・・・・・・・・・・10・18・・夢と現実の狭間を彷徨いさせる志らくの私小説。
⑫「ハナシがうごく」、田中啓文・・・・・・・・01・27・・お馴染の酔いどれの師匠とツッパリ弟子の物語。
⑬「にょにょ記」・穂村弘・・・・・・・・・・・・・・10・04・・読んでいると自分の心がふやけていく、ナオユキ感覚。
⑭「単純な脳、複雑な私」、池谷裕二・・・・・12・03・・脳はほんと単純、難しくしているのは私自身。
⑮「芝浜謎噺」、愛川晶・・・・・・・・・・・・12・26・・落語についての内容はどんな落語本よりも濃い。
⑯「場所はいつも旅先だった」、松浦弥太郎・03・06・心をいつも色鮮やかに保つ、想い想われるこころはいたって濃縮。
⑰「新宿末廣亭のネタ帳」、長井好弘・・・・02・06・・繁昌亭のネタ帳も見たくなる。
⑱「落語の聴き方楽しみ方」、松本尚久・・02・04・・口調は柔らかいが、中身はいたって硬くなかなかのもの。
⑲「師匠は針、弟子は糸」、古今亭志ん輔・09・03・・師匠の突進んで行ったところを、弟子は有無をも言わずついて行くだけ。
⑳「あなたと読む恋の歌百首」、俵万智・・07・09・・恋の歌をじっくり味わうのもよろしおます。
追悼
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b0/11d93bd6e9d7a0eb20d38d81ea34016f.jpg)
今、手元にある「北杜夫」さんの本。(文庫本がお気に入りで置いてある「昆虫記」)
私が中学生の頃から大好きであった、北杜夫さんが今年の10月24日死去されました。(84歳)
「どくとるマンボウ」シリーズはどれもが愉しく、発刊が待ちどおしかったこと。
その中でも私の一番のお気に入りは「昆虫記」、何度読み返していることやら。
あと、いつものつもりで読みはじめた「楡家の人々」を読み終えるのに2カ月も掛かった事など、
毎日数ページしか進まない読書だが、読み終えないと大人になれない不安感で、背伸びしながらの読書だった青春時代。
すべて、良き想い出ですな・・・。
読書の楽しさ、ユーモアのある人生の喜びなど、遠藤周作、吉行淳之介さんらと共に、
今の私、心のあり方に大いに影響した作家でおます。
心からご冥福をお祈りいたします。
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☆☆、星二つ以上で印象に残ったの本、20冊、。
今年のBEST・1は、落語、短歌とも違う「おべんとうの時間」。
何とも、愛する人への温かさが感じられる本でおます。
三浦しをん、万城目学、北村薫、愛川晶さんなどが、今年初めて出会った人たち。
年末には、、池谷裕二さんの脳のお話しも、新ジャンルで読みだすが
釣りや、短歌と、落語以外にも拡がりつつ、気の多さが目立ちますな。
でも、素直に並べると、穂村さんの本が多いこと、結構波長が合ってるんでしょうな。
まあ、これらの本から、来年はどう拡がるのか楽しみですな。
ごまめの・今年のBEST20
①「べんとうの時間」・阿部了、直美・・・・・02・01・・作り手の想いが詰まった愛情弁当ばかり。
②「落語進化論」・立川志らく・・・・・・・・・・07・03・・流行は時代を動かすが、文化はマニアがつくる。
③「あやつられ文楽鑑賞」、三浦しをん・12・07・素人目線、それでいて核心をつく、文楽の世界にズケズケと。
④「米朝ばなし」、桂米朝・・・・・・・・・・・・・・01.21・・上方落語の学術的必読の本。
⑤「バス釣りの教則本」、・・・・・・・・・・・・・・07・28・・読んでいると、釣りに行きたくなる教則本。
⑥「短歌の友人」、穂村弘・・・・・・・・・・04・13・へなへなの駄目男を演じている穂村弘さんの短歌の歌論集。
⑦「ひとりで生きられないのも芸のうち」内田樹・02・10・普段の自分の考え、いきざまを整理するには最適の本。
⑧「短歌ください」、穂村弘・・・・・・・・・06・08・・短歌に含まれる情景、心情を探るのは落語の世界に相通じる。
⑨「落語こてんパン」、柳家喬太郎・・・・・・08・15・・すべての噺、読んでいる内に落語の真髄に近づく。
⑩「ドラえもん短歌」、枡野浩一・・・・・・08・09・・優しくて・ドラえもんの世界に、何でもドアで運んでくれる。
⑪「らくご小僧」、立川志らく・・・・・・・・・・10・18・・夢と現実の狭間を彷徨いさせる志らくの私小説。
⑫「ハナシがうごく」、田中啓文・・・・・・・・01・27・・お馴染の酔いどれの師匠とツッパリ弟子の物語。
⑬「にょにょ記」・穂村弘・・・・・・・・・・・・・・10・04・・読んでいると自分の心がふやけていく、ナオユキ感覚。
⑭「単純な脳、複雑な私」、池谷裕二・・・・・12・03・・脳はほんと単純、難しくしているのは私自身。
⑮「芝浜謎噺」、愛川晶・・・・・・・・・・・・12・26・・落語についての内容はどんな落語本よりも濃い。
⑯「場所はいつも旅先だった」、松浦弥太郎・03・06・心をいつも色鮮やかに保つ、想い想われるこころはいたって濃縮。
⑰「新宿末廣亭のネタ帳」、長井好弘・・・・02・06・・繁昌亭のネタ帳も見たくなる。
⑱「落語の聴き方楽しみ方」、松本尚久・・02・04・・口調は柔らかいが、中身はいたって硬くなかなかのもの。
⑲「師匠は針、弟子は糸」、古今亭志ん輔・09・03・・師匠の突進んで行ったところを、弟子は有無をも言わずついて行くだけ。
⑳「あなたと読む恋の歌百首」、俵万智・・07・09・・恋の歌をじっくり味わうのもよろしおます。
追悼
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今、手元にある「北杜夫」さんの本。(文庫本がお気に入りで置いてある「昆虫記」)
私が中学生の頃から大好きであった、北杜夫さんが今年の10月24日死去されました。(84歳)
「どくとるマンボウ」シリーズはどれもが愉しく、発刊が待ちどおしかったこと。
その中でも私の一番のお気に入りは「昆虫記」、何度読み返していることやら。
あと、いつものつもりで読みはじめた「楡家の人々」を読み終えるのに2カ月も掛かった事など、
毎日数ページしか進まない読書だが、読み終えないと大人になれない不安感で、背伸びしながらの読書だった青春時代。
すべて、良き想い出ですな・・・。
読書の楽しさ、ユーモアのある人生の喜びなど、遠藤周作、吉行淳之介さんらと共に、
今の私、心のあり方に大いに影響した作家でおます。
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