ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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桜寄席〜文昇ひとり会

2015-04-04 20:08:25 | 落語

会場の岸和田市立女性センター


桜寄席に相応しい、センター前の桜。


こじんまりとした会場に30名もの、大入り満員。

ほんとは、狭山の鉄瓶さんの会か、岸和田の文昇さんの会か
どちらにしようか悩んだ挙句、近いこちらの会に寄せて頂きました。

確か、前回お伺いした時は、2階の大きな会場だったんですが、
今回は、1階のこじんまりした会場。

婦人会館だけに、前の方は女性の方ばかり、
開演前の後から入ってくる方は皆さんにまずは挨拶、
椅子に座るなりお喋り、大声でしゃべる、しゃべる。

でも、一番太鼓のテープが流れると、一気に静かに
皆さんほんと、落語会のマナー心得ておられますな。


一、桂文昇・・・・・・・・・・「運廻し」

マクラは、まずはこの前の米朝師匠のご葬儀のご様子から
そして二ヶ月前の東京の、東大医科学研究所付属病院での落語会のはなし。
なんと、そこの外科のお医者さんが、岸和田高校の文昇さんの同窓生。
東大の教授、目指して奮闘中とか・・・・。

噺は、「田楽喰い」の「運廻し」。

気楽に楽しめた、文昇さんの落語。
この様な、軽い噺、軽妙さというか、味がありましたな。


二、萬屋とん勝・・・・・・「代書屋」

素人さんの落語。

名前から、想像すると、本職は「とんかつ屋」さんか。

演目は「代書屋」、枝雀さんの形。

時々、台詞が出てこなくて、それが絶妙の味に。

でも「生年月日を」と「ぽーんです」では爆笑。
言葉の持っている力って凄いと、つくづく感心。

喋りと言い、訛りと良い、とんかつ同様、良い味出てましたで。


三、桂文昇・・・・・・・・・・「代脈」

この、医者の下男の周達の軽妙さが、文昇さんと相まって好演。

喜六が主役の「向う付け」とか「祝いのし」に「崇徳院」「宿替え」なんぞ、
聴いてみたいですな。

次は、こちらでの落語会はいつなんでしょうか。

やはり、近くの落語会は、お気軽でよろしいな。


strong>「桜寄席〜文昇ひとり会〜」
2015年4月4日(土)午後1時半
岸和田市立女性センター

一、桂文昇・・・・・・・・・・「運廻し」
二、萬屋とん勝・・・・・・「代書屋」
仲入り
三、桂文昇・・・・・・・・・・「代脈」


「第7回・文昇さん、独演会」の凝ったチラシですな。

大阪夏の陣から400年、何か落語で因んだものはと考えて、
難波戦記が語られる「くしゃみ講釈」を独演会で、・・・
その、イメージのチラシらしいですが、
文昇さん、いつの時の顔、・・・・・・・若すぎまっせ。


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