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今や、世界的マエストロになった、佐渡裕さんの本。
今や、世界的マエストロになった、佐渡裕さんの本。
関西弁の語り口から、ゴーストライターではなく、ご自分で執筆されたようで、
コンサート前の不安も、緊張も、あからさまに書かれている。
ボルドー管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団、
ボルドー管弦楽団、コンセール・ラムルー管弦楽団、
フランス放送フィルハーモニー、スロヴァキアフィル、
シュトゥトガル放送響、マルメ交響楽団、フランス放送フィルハーモニー
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団
パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、そこに日本のオーケストラも。
初めてのオーケストラ、それも名門となれば、緊張も高まる。
でも、一段一段、階段を登っていく様が、本人以上にワクワクとする。
その間に、十八番を客演でこなしながら、大曲をものにしてゆく、
その間に、十八番を客演でこなしながら、大曲をものにしてゆく、
バーンスタインの「カディッシュ」、ヴェルディの「レクイエム」、
リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」、ブリテンの「戦争ㇾクイエム」。
まるで、落語家さんが、「百年目」や「らくだ」に挑戦するみたいなもの。
オペラや合唱曲にチャレンジして、音楽家の幅を広げていく。
「自信とは、ありのままの自分を信じられること」
「自信」とは、自分を強く見せるように錯覚していたし、
リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」、ブリテンの「戦争ㇾクイエム」。
まるで、落語家さんが、「百年目」や「らくだ」に挑戦するみたいなもの。
オペラや合唱曲にチャレンジして、音楽家の幅を広げていく。
「自信とは、ありのままの自分を信じられること」
「自信」とは、自分を強く見せるように錯覚していたし、
人に見せるために、無理をしていたと・・・・。
そうじゃなく、自分を見つめ、自分を鍛え、自分の夢と歓びを
そうじゃなく、自分を見つめ、自分を鍛え、自分の夢と歓びを
追いかけられる人が持てるものではないだろうか・・・と。
丁度、出世作のCD、「イベールの管弦楽曲」と「キャンディード」が、
ありましたので、ひっぱりだして、聴きながら、読み終えました。
一度「シエナ・ウィンド・オーケストラ」、是非、聴いてみたくなりましたな。