ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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道修町たなみん寄席・第4回「噺のプロフール」

2018-11-24 23:22:21 | 落語
第4回「噺のプロフール~」・道修町たなみん寄席

嫁さんと休みが合う日が少ないので、・・・・本日は朝は“文楽”、夕方からは“落語”と、
嫌がる嫁さんに付きあって貰って、福笑さんの「代書屋」を聴きたくて、たなみん寄席へ。

大阪の“とめの祭”といわれている、
「少彦名神社」の神農祭で賑わう、道修町界隈。


道修町たなみん寄席

ラッキーにも、早めの申し込みで送られてきた受講表・・・・
落語会ではなくセミナーでおますか?

今回は、福笑さん人気もあってか、250名もの大入り満員

“たなみん”、田辺三菱製薬のキャラクター。
ハグされたものはその心地良さにひとたび眠りについて、
起きた時には病が治っていると・・・さすが製薬会社のキャラクターさん。


一、桂白鹿・・・・・・・・・・・「転失気」

師匠の文鹿さんから頂いた、白鹿、命名の由来から。
声も大きく、白鹿さん堂々の高座、
こない上手いとしっかりと落語の世界へ。

二、笑福亭喬若・・・・・・・「野ざらし」

喬若さんは十八番とも言える「野ざらし」。
顔芸も含めて、臭さも加わった独特の喬若さんの噺に。

嫁さんは、本日一番のおもしろさと絶賛。

絶賛といえば、各人の出囃子の時に聞こえてくる、喬若さんの笛
音色といい、フレイズといい、上手いですな・・・音楽的センス、最高でおます。


三、高島幸次・・・・・・・・・「上方落語のなりたちを探る」
 (大阪大学招聘教授・大阪天満宮文化研究所)

「落語ネタ」の租と「落語家」の租は違うと・・・。
そして、落語のハナシの出来かたを・・・・。
世相を反映して、噺は変わると・・・・。

おもしろおかしく、それでいてお勉強になる、ウンチクを・・・。

でも、「正」でいうとお勉強になりました・・・。
「裏」でいうと、そこまで掘り下げて難しく考えなくても、
アハハと気軽に落語は“笑う”だけで充分だすとも・・・。



四、笑福亭福笑・・・・・・・「代書屋」

本日、期待の、福笑さんの「代書屋」。
春団治さんの「代書屋」をベースに、枝雀さんの「代書」で味付けを、
それはそれ、福笑さんスパイスを効かしながらでおますが、
期待ほどの辛さではなく少しマイルド目か。

日頃、激辛のイメージが浸透している福笑さん、
期待する私たち・・・・・あきまへんな。

でも、年二回開催とか、見逃すことのないように、
次回も是非参加したい落語会でおます。

第4回「噺のプロフール~」・道修町たなみん寄席
2018年11月23日(金・祝)午後5:30開演
田辺三菱製薬本社 3F

一、桂白鹿・・・・・・・・・・・「転失気」
二、笑福亭喬若・・・・・・・「野ざらし」
三、高島幸次・・・・・・・・・「上方落語のなりたちを探る」
 (大阪大学招聘教授・大阪天満宮文化研究所) 四、笑福亭福笑・・・・・・・「代書」




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