ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

落語-哲学~中村昇

2025-02-24 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆

楽しい落語を小難しい哲学と融合。凝るのか、楽になるのか、肩が迷うような本。哲学だけなら、最後まで読み通すのは苦だったが、そこは好きな落語に釣られて読了。

まあ、今週土日は落語会、頭を空っぽにして落語を気軽に聞いて楽しんできますわ。

少し、つばめさんの言葉を・・「解説がなければ理解できない古典落語などは「邪道」だと。どんな古典でも、それが登場したじてんでは新作だった。そのような新作が「古典化」するのは、その噺(作品)が、普遍的な〈何か〉もっているからだろう。

古典落語、先人が受け継いできた噺、そう思うと大事にしなければなりませんな。

最後にご推薦の本、あるので、書きとめておきますわ。
・「寄席放浪記」色川武大(河出文庫)
・「今夜も落語で眠りたい」中野翠・既読
・「落語の言語学」野村雅昭・既読
・「哲学的落語家」平岡正明・既読
・「なぜ小三治の落語は面白いのか」広瀬和生・既読
・「ろくだいええん 21世紀落語論」三遊亭円丈(彩流社)
・「創作落語論」五代目柳家つばめ(河出文庫)



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