ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

定年の迎え方~江坂彰

2019-07-16 04:06:08 | 本の少し
 ☆☆☆
定年を迎えて思うこと、丁度今年五月に社長を退任、相談役に。
人生で、仕事で言えば、終活に。

読めば、実行できていることも、これから注意せねばならぬことも。

●建前で生きると辛い、だから、「嫌なものは嫌」、「きれいごとはパス」と
思う自分に自信をもつ。
●男だけの井戸端会議があっていいはず。気の合った仲間と世間のうわさ話をする。たまには他人の悪口を言う。
●孤独に強くなることは大事だが、孤独と孤立は違う。人間は孤立しては
生きていけない。家庭のないホームレスは悲しい。
●ちょっと質素なグループの友人と、ちょっと贅沢グループの友人たちの
二種類の友人を持て。
●今は大事なものは何かということを見つける時代。だから、大切なものを残す。
そのために大事でないものは捨てる、そうすれば何が自分に大事か見えてくる。
●本当に裸になれば、人生について一冊の本は書ける。
この世は「裏をみせ表をみせて散る紅葉」(良寛)、でも、裸になるのは難しい。
●中高年の屈折、挫折は人生再生の場、バネだと(心理学者のユング)
●自分が楽しむことが一番大事だが、二番目にはその楽しみを人に分けること。
人に分けるということは、人からも分けてもらう。だから人のネットワークは作ったほうがいい。

人生一度っきり、なにはともあれ自分の人生を思いきり楽しむ、これにつきる。

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