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又吉直樹さんの本の紹介本ですが、単なる本の解説や批評ではなく本に関するご自分の体験や生活の断片を綴ったものでエッセイのあとに数行何となく関連のありそうな本が紹介されている。そのエッセイは又吉さんの陰気な匂いの生い立ちをぼそりぼそりと呟く。一応世に出た芸人さんとそして直木賞作家と認めているので何となく応対しているが、我が友だちに居てたら扱いにくい人種のひとりですな。
でも、最初の本との出会いが太宰治ですべての本好きはそこから始まったと・・。そう思うと私の本好きの最初の一冊はなんだったんでしょうな。
北杜夫、吉行淳之介、遠藤周作、安岡章太郎、あたりから青木冬彦、沢木耕太郎、団伊玖磨、なだいなだ、永六輔など男性作家が多かったですな。この十年は八割が女性作家、これは世の流れなんか私の変化なのか、一度私の好みの参加遍歴年表作ってみないとあきまへんな。
でも、エッセイ好き、ユーモア好き、言葉好きは、やはり最初の北杜夫さん辺りから始まっていそうですな。
一番大事にしている本は、北杜夫さんの「ドクトルマンボウ昆虫記」と常々言っていますが・・・・・・
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