悪徳ディーラーと、地元民の無理解を克服(?)しつつ、シュコーダ・フェリシアに絞って車を探す私。トホホ・・・ブルガリア人のように車を自分で直せないのがこんなにツラいこととは・・・(涙)
車の部品屋(特に日本車の部品を扱う)に勤める友人の日本車愛好家ルーメンにその話をすると、
「ハハハ!! だろうね。ぼくのニッサン・サニー(日本ではパルサー)、ぜんぜん壊れないもんネ。日本じゃ、車を直す必要がないんだろう!」
じゃあ、スバラーの私としては気になるスバルはどお?
「だめだ。」「えっ?どうして?」
「部品が無い!!」「少しはあるでしょ?」「いや、全然。」
汎用部品が利用できないそうで純正部品となると日本と同じかそれ以上かかりしかも注文しないといけないらしい。これはツラいなあ~。
あと大変だったのが、仮ナンバーのついた車を見つけなければならなかった事。これはいいという車を見つけたらマエストル(整備士)イヴァンが働いているセルビズ(整備工場)まで見せに行かなければならないのですが、仮ナンバーがついていない車は公道を自走できないのです。仮ナンバーがついていなければ「パトノ・ポモシュト」という車両運搬会社に80レバくらい払って持って行ってもらわなければなりません。ああ、私のフェリシアちゃんはいったい何処に・・・ (この写真のナンバーが仮ナンバーです。右の赤いところに期限年月が書かれています)
そうしているある日、今日のディーラー巡りに出かける前にインターネットの中古車サイト「ギョベチ」で調べてみると・・・ 1件ありました!! ペルニックからマロ・ブチュノという山沿いの村を抜けてソフィアに入ったところにあるアフト・クシュタ(中古車販売店)にシュコーダ・フェリシア’98年式、4ドア、ガソリンエンジン、アルミホイール、クーラー付きで4900レバ!! オオ~ッ、けっこう新しいので大丈夫そう~♪
ディーラーのボイコはものすごい親日派。それもそのはず、空手の師範代だそうです。このウェブサイト上のフェリシアはイタリアから輸入したばかり。このボイコが自分でイタリアに買い付けに行ってきたそうです。200レバ値引きしてくれるとのことです。’98年式・・・今まで82年式の車に乗っていたものとしてはミリョク的。走行メーターはどの車もたいがいいじってあるそうでアテになりません。さらにこの車には仮ナンバーと自賠責保険がついているのでイヴァンのところまで見せに行くことができました。
「ん~、4気筒のうち1気筒の圧がチョッと低いけど・・・まあ、いいんじゃない、擦った跡はあるけど事故歴はないみたいだし。それにアルミホイール、ここじゃ1個100レバするからね。」 オオ~ッ!!! イヴァンのOKがでました。(喜)(ちなみにチェック1回に20レバかかるのであまりひんぱんに見せなくて済んでよかった・・・)
ということで、ウチにやってきたシュコーダ・フェリシア!! まずはボロボと記念撮影です。乗ってみるとデフロスタの効きが悪くすぐにガラスが曇ったりなどなど、いろいろ作りこみの甘さもありますが、よく走ります。燃費も1Lあたり15~6Km走る!
オオ~ッと、事故や盗難に備えて保険もかけなきゃ!! どこの会社にしようかな!?