日中いきなり電話・・・ 友人のターニャ(80代)おばさんが、「ウチに来なさい!」 ホントは次の日ヴィトシャ山にピクニックに行く予定だったのでそれ用のテーブルといすのセットをくれる、ということで呼び出されたのですが・・・行ってみました。日の長くなった今日この頃、夕方5時頃だったら夕食の時間を外せてイイ感じかなァと思い行くと、「さァ!ウチで夕食を食べていくのよっ!!」 え~っ?聞いてないよーっ!うれしいけどなんか悪いなァ、テーブルセットももらう気なのにね~(笑)
ターニャは昔建築の専門家で、いま彼女が住む築45年余の古~い共産団地も実は彼女の「作品」の一つなんだそうです。その最上階の角部屋のアーバンヴューがこれですっ!! ソフィアを一望!!
そして目の前にソフィア市民の心の山、ヴィトシャ!!
そういえばブルガリアは学校に校歌ってあるのかな? あったらソフィア市内の学校はまず間違いなく、「ヴィトシャの美しさ、パねぇ!セルディカの歴史、すげぇ!世界遺産もある伝統のソフィアで学ぶゼ、我が母校ォ~♪」みたいになるんだろおなァ~
ところでもらったピクニックセット(折り畳みテーブルの中にイスを4つ収納できる!そのうち2つは背もたれ付き!!)、GDR(ゲデレと読む)、つまり東ドイツ製!! 1974年製です。もう10年以上物置のこやしになっていたそうで、ほこりをはらって出してきました。でもさすが!! 機能的でまだちゃんと使えます。
よかった!! こういうの今買うと100レバくらいするもんね。いろいろさびてるし、元はおしゃれだったであろう布張りの外装もやぶれかかってるけど、そうそう使うもんでもないからこれで十分。テーブルクロスをかけてセットすると、ホラっ♪
食事をいただいていると横をツバメたちが飛び回っています。そして10分に一本くらいソフィアの町の真上を通って下りてくる飛行機。そしてどこからともなくBGM・・・ けっこう勇ましいブラスバンドのマーチ曲や走り回るホロの曲(なんじゃそりゃ、だけど)。あ、そうか、今日はフリスト・ボテフの日だったからかな?と、思って聞いていると、「ジャッジャッジャぁ~んっ、ジャッジャッジャジャあ~ん~」・・・そうあの深紫(笑)の「湖上の煙」とか、「テレレレレレッテッテっ、テキーラぁ」(笑、さすがに叫んでなかったけど)・・・
なんでもターニャによると、この音楽、すぐ下のオレンジ色の建物から。音楽専門の幼稚園!!だそうで・・・でもよいこのみんなは歌詞は知らない方がいいネ!!!
その日は一日暑かったけど風が出て来ました。もうすぐ夕立が降りそうです。「雨、けっこう降り込むわよ!」 えっ⁉ でもデザートをいただいていたらちょうど降りはじめました。そこでちょうどおひらき。ターニャはまだしゃべり足りないみたいだったけど、また次、ねっ!!