~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

母親って

2010-10-12 21:31:55 | 日記
姜尚中さんの「母(オモニ)」を読んだら、三浦綾子さんが

小林多喜二の母を書いた「母」という小説を思い出しました。

姜さんの母(オモニ)も多喜二の母も、働き抜いた母でした。

そして、生活の真ん中にしっかりと立っていました。

私は、家事の真ん中には居るけれど、生活の真ん中にいるとは

とても、言えません。

それでも、息子にとっては母なのです。

しかし、いのちを授かり、いのちを生み育む母の原点は

こんな私の中にも、しっかりとありました。

 子どもが倒れた時、私は心から自分のいのちと引き換えに、

この子を助けてほしいと祈り続けました。

自分のいのちがなくなることなど、少しも怖くはありませんでした。

子どもは、自分のいのちに替えても守りたい存在なのです。

そして、子どもはいくつになっても、子どもなのです。

 息子を亡くし、何も出来なくなった私の処へ、70を過ぎた母が

毎日のように通って来てくれました。

主人が「悪いですね。」と言うと母は「娘ですから、娘ですから」を

繰り返していました。

孫を亡くした悲しみよりも、娘の私のことを心配していてくれたのです。

でも私は、母が次男を呼ぶ時に、よく間違えて亡くなった長男名前を

呼ぶので、母の気持ちよりも、そのことに苛立っていました。

いつか母に謝り、そして有難うと言わなければ…

 親というのは、特に母親というのは、いくつになっても自分の

ことより、子どもの幸せを願うものなのかも知れません。

多分、私がもっと歳を重ね、自分のことがおぼつか無くなっても

子どもの幸せが、自分の幸せだと思っていると思います。

母とはそういうものなのです。きっと…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする