昨日の命日に来てくれた、S君に初女先生の「いのちの森の台所」の
創のことが載っているページを見せたら、読み終わった彼が「俺も
最後、山ちゃんとけんかしちゃったんだ」というのです。
合唱コンクールのクラスの練習で、創が友達とふざけて練習の邪魔を
したから、怒ったんだと…
私も、前日から息子とけんかをしていて「そんな生意気いうなら、
お弁当は自分で作りなさい」と言って、その日の朝はおむすびしか
作ってあげませんでした。
昨夜、担任の先生が「生徒の親が亡くなって葬儀になったので、
命日に行けなかったの」と電話を下さいました。
その時、何かの話で先生も「山ちゃんに、合唱の練習の時に怒ったの
が、最後になっちゃった。でもお母さんから山ちゃんが、3年になって
も担任は私でいいって言っていたと、聞いて救われたの」と
言われたのです。
息子は亡くなる前、まるでみんなにこれでもか!と印象をつけるように
いろいろやってくれていました。
S君と先生の話を聞いて、そうか最後は怒られていたのね。と何だか
可笑しくなりました。
私は、周りの人から「それが最期じゃ後悔するでしょ」と言われた
けれど、不思議とそういう後悔はなかったのです。
これってなんだろう。私のポジィティブな性格のせい?と思って
いましたが、もしかしたら「死」とは「寛容の世界」に入ること
ではないかと思えたのです。
本人にも、他者にもすべてに対して、寛容である。
「死の世界」とは孤独でも怖いものでもなく大いなる「寛容の世界」
なのでないかと…
なんの知識もない私が、ふと心に浮かんだことなので、正しいか
どうかはわかりません。
でも、「寛容の世界」っていいなー。
在るかもしれないって思えるんです。
私には…
創のことが載っているページを見せたら、読み終わった彼が「俺も
最後、山ちゃんとけんかしちゃったんだ」というのです。
合唱コンクールのクラスの練習で、創が友達とふざけて練習の邪魔を
したから、怒ったんだと…
私も、前日から息子とけんかをしていて「そんな生意気いうなら、
お弁当は自分で作りなさい」と言って、その日の朝はおむすびしか
作ってあげませんでした。
昨夜、担任の先生が「生徒の親が亡くなって葬儀になったので、
命日に行けなかったの」と電話を下さいました。
その時、何かの話で先生も「山ちゃんに、合唱の練習の時に怒ったの
が、最後になっちゃった。でもお母さんから山ちゃんが、3年になって
も担任は私でいいって言っていたと、聞いて救われたの」と
言われたのです。
息子は亡くなる前、まるでみんなにこれでもか!と印象をつけるように
いろいろやってくれていました。
S君と先生の話を聞いて、そうか最後は怒られていたのね。と何だか
可笑しくなりました。
私は、周りの人から「それが最期じゃ後悔するでしょ」と言われた
けれど、不思議とそういう後悔はなかったのです。
これってなんだろう。私のポジィティブな性格のせい?と思って
いましたが、もしかしたら「死」とは「寛容の世界」に入ること
ではないかと思えたのです。
本人にも、他者にもすべてに対して、寛容である。
「死の世界」とは孤独でも怖いものでもなく大いなる「寛容の世界」
なのでないかと…
なんの知識もない私が、ふと心に浮かんだことなので、正しいか
どうかはわかりません。
でも、「寛容の世界」っていいなー。
在るかもしれないって思えるんです。
私には…