晴耕雨読の言葉に従うように、昨日から読みだしていた姜尚中の
「母」を読み終えたところで、不思議な気持ちに包まれています。
今朝の新聞で読んだ記事と、姜さんの本と自分の体験が、私の中で
一つに繋がったのです。
その記事には「弱さをさらけ出す」という題がついていました。
「いじめ」をテーマにしたワークショップで、自分のしてきた
いじめを、受けたいじめを絵に描き語るというもので、その体験
から「弱さをさらけ出しても、批判されることも無く、受けとめて
もらえた時、自分自身の問題に向き合える力がわいてくるもの
なのだと、気がついた」とありました。
人には話せない、深い悲しみや苦しみを持っていると言う事は
本当に苦しいことです。
そこから解放されるには、耐えて黙することではなく、沈めていた
ものを、さらけ出す(言葉は適切でないけれど)ことなのかもしれない
と思いました。
私も、子供を亡くしたことを、限られた人にしか言えない時期が
何年もありました。
言えば、気の毒にという目で見られるし、自分もどこか特別な体験を
しているような、言い方を相手にしてしまうかもしれないと思ったので…
それが、初女先生の講演会をきっかけに、自然に言えるように
なったのです。今でもなぜかは分かりません。
姜さんは、朝鮮人だという事を忌み嫌い、ずっと永野鉄男として
生きてきましたが、両親の母国を訪れ帰って来た時に、姜尚中として
生きて行こうと思ったそうです。
人は心の中に深くしまっておいた、辛い苦しいものをさらけ出した時に
本当のその人の生き方というものが、出て来るように思えるのです。
このことは、すべての人に与えられていることのように思います。
そういう事を、私は勝手に「宇宙の真理・宇宙の法則」だと
思っています。
一番大変なことが、人生をひらく鍵となる…
「母」を読み終えたところで、不思議な気持ちに包まれています。
今朝の新聞で読んだ記事と、姜さんの本と自分の体験が、私の中で
一つに繋がったのです。
その記事には「弱さをさらけ出す」という題がついていました。
「いじめ」をテーマにしたワークショップで、自分のしてきた
いじめを、受けたいじめを絵に描き語るというもので、その体験
から「弱さをさらけ出しても、批判されることも無く、受けとめて
もらえた時、自分自身の問題に向き合える力がわいてくるもの
なのだと、気がついた」とありました。
人には話せない、深い悲しみや苦しみを持っていると言う事は
本当に苦しいことです。
そこから解放されるには、耐えて黙することではなく、沈めていた
ものを、さらけ出す(言葉は適切でないけれど)ことなのかもしれない
と思いました。
私も、子供を亡くしたことを、限られた人にしか言えない時期が
何年もありました。
言えば、気の毒にという目で見られるし、自分もどこか特別な体験を
しているような、言い方を相手にしてしまうかもしれないと思ったので…
それが、初女先生の講演会をきっかけに、自然に言えるように
なったのです。今でもなぜかは分かりません。
姜さんは、朝鮮人だという事を忌み嫌い、ずっと永野鉄男として
生きてきましたが、両親の母国を訪れ帰って来た時に、姜尚中として
生きて行こうと思ったそうです。
人は心の中に深くしまっておいた、辛い苦しいものをさらけ出した時に
本当のその人の生き方というものが、出て来るように思えるのです。
このことは、すべての人に与えられていることのように思います。
そういう事を、私は勝手に「宇宙の真理・宇宙の法則」だと
思っています。
一番大変なことが、人生をひらく鍵となる…