あんまり長ーく、ベルギー小日記を書いてしまったので、読む方は
うんざりかなと思っていたら、楽しみにしてました。というメールを
頂き、気をよくして「おまけ」を書きたくなりました。
ベルギー小日記 おまけの巻
アムステルダムらから電車でブリュッセルに向かうというので、
これは「世界の車窓から」の番組のような景色が展開するのかと
思っていたら、外は真っ暗で何も見えずがっかりしていたら
先生が、小さな千代紙を1枚、黙って手渡してくれました。
私は「鶴しか折れないもの…」なんて言いながら、電車に揺られながら
鶴を折りました。
そうしたら、角をピシッと合わせてなかった為に、鶴の顔が歪んで
変な顔の鶴になってしまいました。
先生も「顔が可愛くないね」と…
ブリュッセルのホテルは、自宅をホテルにしたような作りで
部屋番号も何もないので、ドアを閉めると皆同じで、自分の部屋が
分からなくなってしまうようでした。
私は、先生のマッサージに行くのに、お部屋が分からないと言うと
先生が「鶴があるから」と言われるのです。
何のことか分からなかったけれど「はーい」と言って、先生の部屋の
ある三階に行ったら、ある一つのドアの鍵穴の横に、小さな鶴が
貼ってあったのです。
電車の中で折ったあの可愛くない鶴でした。
先生は、あの鶴を捨てずに持っていてくれたのです。
ドアの前で、鶴を見つけた時、胸がキュンとなりました。
そして、「あー初女ちゃん(先生、ごめんなさい)好き好き!」って
思っちゃいました。
ブリュッセルに泊っている間中、先生のお部屋のドアには鶴がずっと
ありました。
その鶴は、小さくちょっとブスだけど日本代表って感じでした。
人は何気ない行為の中に、その人が見えてきます。
ドアの前の鶴に、初女先生の細やかな心と優しさを感じました。
今度は、鼻筋の通った凛とした鶴を折りますね。初女先生!
うんざりかなと思っていたら、楽しみにしてました。というメールを
頂き、気をよくして「おまけ」を書きたくなりました。
ベルギー小日記 おまけの巻
アムステルダムらから電車でブリュッセルに向かうというので、
これは「世界の車窓から」の番組のような景色が展開するのかと
思っていたら、外は真っ暗で何も見えずがっかりしていたら
先生が、小さな千代紙を1枚、黙って手渡してくれました。
私は「鶴しか折れないもの…」なんて言いながら、電車に揺られながら
鶴を折りました。
そうしたら、角をピシッと合わせてなかった為に、鶴の顔が歪んで
変な顔の鶴になってしまいました。
先生も「顔が可愛くないね」と…
ブリュッセルのホテルは、自宅をホテルにしたような作りで
部屋番号も何もないので、ドアを閉めると皆同じで、自分の部屋が
分からなくなってしまうようでした。
私は、先生のマッサージに行くのに、お部屋が分からないと言うと
先生が「鶴があるから」と言われるのです。
何のことか分からなかったけれど「はーい」と言って、先生の部屋の
ある三階に行ったら、ある一つのドアの鍵穴の横に、小さな鶴が
貼ってあったのです。
電車の中で折ったあの可愛くない鶴でした。
先生は、あの鶴を捨てずに持っていてくれたのです。
ドアの前で、鶴を見つけた時、胸がキュンとなりました。
そして、「あー初女ちゃん(先生、ごめんなさい)好き好き!」って
思っちゃいました。
ブリュッセルに泊っている間中、先生のお部屋のドアには鶴がずっと
ありました。
その鶴は、小さくちょっとブスだけど日本代表って感じでした。
人は何気ない行為の中に、その人が見えてきます。
ドアの前の鶴に、初女先生の細やかな心と優しさを感じました。
今度は、鼻筋の通った凛とした鶴を折りますね。初女先生!