~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

被災地を繋ぐ若者

2011-01-11 23:29:00 | 日記
成人の日の朝、テレビで素敵な若者に出会ったと感じました。

「コトハナ 被災地をつなぐ若者」という番組でした。

神戸の震災への思いを、1枚の黄色い紙に記し、その紙が花びらと

なった黄色い花を街に咲かせ、心と心を繋いでいこうという

取り組みを、若者たちが始めていたのです。

神戸で花開いた、その言葉をのせた花を大津波のあったインドネシア

で咲かせようと、若者たちが「コトハナ」を持ってインドネシアの

被災地を訪れ、現地の子ども達や大人の人達に書いてもらい

現地の人達と心のふれあいをしていました。

インドネシアの人達が、はなびらに書いた言葉が心響きました。


 「生きると言う事は、神様から与えられたもっとも美しいもの」

 「災害のうらには降ってくるしあわせがあるのですから…」

 「過ぎ去ったものは、過ぎ去ったものとして

     太陽に向かって生きていきましょう」

 「災害は僕達の人生を前より進歩させてくれたのだから…」

 「神様から与えられた試練には

         絶対に目的があります。」

家族を失い、家を失い絶望の中から一歩を踏み出した、

踏み出そうとしている人の言葉

大変な体験の中から、生れて来た言葉

初女先生の「心には前に進むためのことばを」という

その言葉が、コトハナとなって心と心を繋ぎ、世界の

被災地に花を咲かせようとしています。

そんなことを考え、行動している日本の若者がいると

いうことに、すごく勇気をもらいました。

もう一度再放送してもらいたい番組でした。   



コメント
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