映画「東京アイヌ」に出ている宇梶 静江さんが震災のあと
詩が降りて来たと、「大地よ」という詩を書かれました。
私は、宇梶さんの友人であるKさんから、その詩を送って
もらいました。
震災の意味を考えなくてはと、思っていた私にとってこの詩は
深く心に響き、これからの私たちの進むべき道が記されているように
私には思えました。
大地よ
宇梶 静江
大地よ
重たかったか 痛かったか
あなたについて
もっと深く気づいて 敬って
その重みや
痛みを 知る術を
持つべきであった
多くの民が
あなたの 重さや痛みとともに 波に消えて
そして
大地にかえっていった
その痛みに
今 私たち
残された多くの民が
しっかりと気づき
畏敬の念をもって
手をあわす
東日本大震災によせて
(宇梶さんは首都圏アイヌグループの連絡会会長。
伝統的なアイヌ刺繍を生かした古布絵本作家。
本年度 吉川英治文化賞受賞)
詩が降りて来たと、「大地よ」という詩を書かれました。
私は、宇梶さんの友人であるKさんから、その詩を送って
もらいました。
震災の意味を考えなくてはと、思っていた私にとってこの詩は
深く心に響き、これからの私たちの進むべき道が記されているように
私には思えました。
大地よ
宇梶 静江
大地よ
重たかったか 痛かったか
あなたについて
もっと深く気づいて 敬って
その重みや
痛みを 知る術を
持つべきであった
多くの民が
あなたの 重さや痛みとともに 波に消えて
そして
大地にかえっていった
その痛みに
今 私たち
残された多くの民が
しっかりと気づき
畏敬の念をもって
手をあわす
東日本大震災によせて
(宇梶さんは首都圏アイヌグループの連絡会会長。
伝統的なアイヌ刺繍を生かした古布絵本作家。
本年度 吉川英治文化賞受賞)