~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすび

2011-05-24 20:21:09 | 日記
初女先生が、講演会で必ずと言っていいほど、口にされるのは

「日本は瑞穂の国と呼ばれ…」という言葉です。

お米は、私たち日本人にとって、やはり特別な食べ物なのだと

思います。

ご飯を炊く時の、水加減をみる先生の真剣さと、その空気感…

ご飯が神聖なものだという気持ちになります。

イスキアではご飯は必ず初女先生が、よそって下さいます。

それはまるで、宮澤賢治の永訣の朝の詩にある、雪のひと碗のように

食べた者を清めてくれるような気がします。

おむすびはご飯と塩と梅干しと海苔だけ、こんなシンプルな食べ物が

他にあるだろうかと思うのですが、それが魂の食べ物

ソウルフードなのです。

俳優の藤田まことさんは、沖縄で戦死したお兄さんの為に

ご自身が亡くなる何年か前に、沖縄の海に塩おむすびを捧げた

そうです。

イスキアで食べた、初女先生のおむすびは心に寄り添って

くれるおむすびでした。

8月の講演会ではおむすび講習会もして頂きます。

「初女さんと結ぶ心のおむすび」という講演会をやって来ましたが

ついに、本当に初女さんとおむすびを作るのです。

初女先生と寝食を共にし、そして最後はおむすびを結ぶ…

講演会だけでは得られない、深い心の交流が出来るかもしれない

私と先生を繋いでくれたのも、おむすび

今度はそのおむすびが、来て下さった皆さんを繋いで

くれる…

本当の心のおむすびが結べるかもしれない…

よーし、頑張るぞー

コメント
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