~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

イスキアのとんかつ

2011-05-09 22:05:38 | 日記
朝ごはんの時に、お味噌汁のじゃがいもをなぜ切らずに、包丁で

割れ目を入れて、割るのかという話になりました。

先生は、「その方がじゃがいもの繊維に添って割れるから、

味がしみるの。お肉も塩をふると堅くなるからとんかつの時も、塩は

ふらないの、そうすると柔らかくふっくら出来るの。」と言われ

私たちは、いいことを教わった、家に帰って作ってみる!と言って

いました。

イスキアは一泊二食なので、お昼は外で食べましょうと言っていたら

初女先生が、「今日はお昼にとんかつを作りましょう。

言っただけじゃダメだものね」と…

それから、スタッフがお肉の買い出しに行ったり、もうイスキアは

とんかつモードに入り、いざ とんかつ!となりました。

初女先生のとんかつは、揚げる時にひっくり返さないのです。

大きなとんかつを前にして、誰もがとても食べ切れないと思い

ました。

「私、半分も食べられないと思う」と言っていた人が、ぺロりと

食べてしまい、全員完食!

あんなに大きかったのに、少しも胃にもたれないのです。

ここでも、初女マジックがと思われる、美味しい美味しい

とんかつでした。

それから、皆でお水を汲みに岩木山神社に行きました。

岩木山神社は聖なる場所なのか、空気の澄みかたがまったく違う

のです。

お参りをし、お水を汲み、帰ろうと思ったところで、kさんが

御祈祷をしてもらおうかなと、こんな聖なるレベルの高いところで

祈って頂いたらきっとすごいよ!とみんな大賛成をし、kさんが

神殿の中に入って行きました。

なんと中は彼女一人…

しばらく待って御祈祷が始まる時になると、待っている私たちの処に

一筋の陽の光が、天から真っ直ぐに射してきたのです。

そして、あれだけいた人の流れが全くなくなり、厳かなる祈りの世界

が展開されたのです。

ここに来るまでのkさんの思いが、すべて報われていくような時が

そこにはありました。

私たちの処に戻ってきたkさんの顔は、涙の中に希望の光が

見えるようでした。

天国のご主人の祝福のように私には感じられました。

よかったね!よかったね!と女学生のように喜び合いました。

イスキアに戻ると、昨日まで「帰りたーい」を連発していた

子供達が半袖になって、夢中で雪かきをしてました。

お腹一杯だったとんかつ君も、早くもエネルギーになったのか…

私たちは、「お腹すいたー」と帰って来る子供の様に

初女先生のところに帰ってきました。

ただいま!初女先生。

今日もいい日だった!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする