~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

6月3日

2013-06-04 22:41:48 | 日記
昨日は、初女先生の息子さんの命日でした。

うちの子の翌年に、先生も息子さんを亡くされました。

何年たっても涙は溢れるものですね

先生の処を初めて訪ねた時、芳信さんが亡くなった日のことを

話して下さいました。

「家でね、スタッフと話していたら救急車の音が聞こえたの

それが、芳信たっだの…」

私も先生と同じで、息子の救急車の音を聞いているのです。

学校から、息子が倒れたと連絡があり、タクシーに向かっていた時

学校の近くで、息子が乗っていた救急車とすれ違ったのです。

随分経っても、救急車の音を聞くと苦しくなりました。

息子は、亡くなってから黄色い蝶々になって私のところに飛んで来て

くれました。

芳信さんはとんびです。

芳信さんが命名した「小さな森」の祝別式の時、森のイスキア

の上をとんびが飛んでいました。

芳信さんがお祝いに来てくれたんだと、思いました。

初めての三浦半島での講演会の時、私が「先生、太平洋を見て」

と言って海の見えるところにお連れした時、先生は海より

先ず、空を見て「あの鳥はなに?」と、聞かれましたよね。

あの時も、とんびが大空を飛んでいました。

芳信さんも先生を見守っているのですね。

「母さん、もうそんなに働かなくてもいいよ」と、言って

いるかもしれません。

初女先生、何年たっても命日は涙が溢れますよね…
コメント
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