うちの子が亡くなる4か月前に、近くの四つ角で交通事故があり
若い男の子が亡くなりました。
月命日には必ずお花や牛乳が供えられていました。
私は息子に「亡くなった子はきっといい人だったのね。毎月お花を
供えに来る友達がこんなにいるんだもの」と、話したことを今でも
覚えています。
まさか、自分の子がこの子の数カ月後に逝ってしまうと知らずに…
月命日のお花は1年ぐらい続いたでしょうか。
それからは、お盆やお彼岸・命日に必ずお花がありました。
名も知らぬその子のことが、息子と重なりました。
何年たっても、お花と共に牛乳が供えられていることに、
その子の死があまりに早く、恐らく10代だったのだろうと
思われました。
6月の声を聞くと、今月は名も知らぬ君の命日がと、
思うのですが、いつかは知りません。
今朝、あの四つ角を通ると沢山の花束や花かごが置いてあるのです。
今までで一番立派なお花のお供えでした。
数えてみると、名も知らぬ君の13回忌なのです。
花束のりっぱさから、お友達がすっかり大人になったことが
察せられました。
13年という時が流れても、お友達は忘れずにお花を供えて
くれる…と、思った途端に不覚にも涙が溢れてしまいました。
名も知らぬ君は、今なお皆の心の中に生きているのですね。
会ったこともないのに、お友達がお供えするお花が
私と名も知らぬ君を繋いでくれているような気がします。
君を思うと、「人の心に、たった一輪でいい、私も花を
咲かせて生きたい」と思うのであります。
若い男の子が亡くなりました。
月命日には必ずお花や牛乳が供えられていました。
私は息子に「亡くなった子はきっといい人だったのね。毎月お花を
供えに来る友達がこんなにいるんだもの」と、話したことを今でも
覚えています。
まさか、自分の子がこの子の数カ月後に逝ってしまうと知らずに…
月命日のお花は1年ぐらい続いたでしょうか。
それからは、お盆やお彼岸・命日に必ずお花がありました。
名も知らぬその子のことが、息子と重なりました。
何年たっても、お花と共に牛乳が供えられていることに、
その子の死があまりに早く、恐らく10代だったのだろうと
思われました。
6月の声を聞くと、今月は名も知らぬ君の命日がと、
思うのですが、いつかは知りません。
今朝、あの四つ角を通ると沢山の花束や花かごが置いてあるのです。
今までで一番立派なお花のお供えでした。
数えてみると、名も知らぬ君の13回忌なのです。
花束のりっぱさから、お友達がすっかり大人になったことが
察せられました。
13年という時が流れても、お友達は忘れずにお花を供えて
くれる…と、思った途端に不覚にも涙が溢れてしまいました。
名も知らぬ君は、今なお皆の心の中に生きているのですね。
会ったこともないのに、お友達がお供えするお花が
私と名も知らぬ君を繋いでくれているような気がします。
君を思うと、「人の心に、たった一輪でいい、私も花を
咲かせて生きたい」と思うのであります。