昨日、ジブリの「風立ちぬ」を観に行きました。
小さな映画館が、ほぼ満席で私の隣はおばあちゃんと孫でした。
孫が買ってきたポップコーンを、一緒に頬張るおばあちゃんが
「映画館に来てこういうの食べるっていいよね」と、嬉しそうに
言っていたのを聞いて、孫と観られる映画を作ったジブリは
凄いぞ!と、私も微笑ましくおばあちゃんと孫を見てました。
映画は、ゼロ戦を設計した堀越次郎の物語ですが、
実在の人物をモデルにしたのは、ジブリ映画にとって
初めてのことだったそうです。
戦闘の場面もなく、何か大きな盛り上がりがあるというのでも
ないのです。
戦中という時代の今この時を、精一杯生きている主人公の姿に
観ている者に、平和を考えさせる、そんな映画のような気が
しました。
宮崎駿氏も、「彼らが無罪だなんて思っていません。
しかし、人間はそれぞれの時代を、力を尽くして生きて
居るんだと思う」と言われています。
戦争とは個人の意志とは関係のない処で始められ、個々の
人生が容赦なく立ち切られていくものです。
日本が、68年間戦争をしてこなかったという事は、
数えきれぬ命の犠牲の上に、この平和がもたらせて
きたのです。
決して、当たり前のことではないのです。
それは、憲法第9条に守られていたからなのです。
宮崎駿氏も「憲法9条は守るべきです。平和憲法があったから
自衛隊はイラクで一発も打たずに帰って来られた。
平和憲法の理想主義が守ってくれているんです。」と
憲法改正への異議を、はっきりと言っています。
今の憲法は時代に合ってないと言って、改憲への動きに
持っていこうという力のありますが、戦争放棄という
普遍的な理想が、私たちを戦争から守ってくれているのです。
風立ちぬは、観終わった後に深いものが静かに押し寄せて
きます。
今ある私たちの生活が、決して当たり前の日常ではなく
平和であるという大きなバックグランドがあってのことだと
いうこと…
あの戦争に勝ったアメリカは、この68年間にどれほど戦争を
してきたでしょう。
偶然にも8月15日に観た、「風立ちぬ」で平和がいかに
掛け外のないもので有るかを、改めて感じました。
映画好きだった父が生きていたら、真っ先に孫を連れて
観に行っただろうに…
小さな映画館が、ほぼ満席で私の隣はおばあちゃんと孫でした。
孫が買ってきたポップコーンを、一緒に頬張るおばあちゃんが
「映画館に来てこういうの食べるっていいよね」と、嬉しそうに
言っていたのを聞いて、孫と観られる映画を作ったジブリは
凄いぞ!と、私も微笑ましくおばあちゃんと孫を見てました。
映画は、ゼロ戦を設計した堀越次郎の物語ですが、
実在の人物をモデルにしたのは、ジブリ映画にとって
初めてのことだったそうです。
戦闘の場面もなく、何か大きな盛り上がりがあるというのでも
ないのです。
戦中という時代の今この時を、精一杯生きている主人公の姿に
観ている者に、平和を考えさせる、そんな映画のような気が
しました。
宮崎駿氏も、「彼らが無罪だなんて思っていません。
しかし、人間はそれぞれの時代を、力を尽くして生きて
居るんだと思う」と言われています。
戦争とは個人の意志とは関係のない処で始められ、個々の
人生が容赦なく立ち切られていくものです。
日本が、68年間戦争をしてこなかったという事は、
数えきれぬ命の犠牲の上に、この平和がもたらせて
きたのです。
決して、当たり前のことではないのです。
それは、憲法第9条に守られていたからなのです。
宮崎駿氏も「憲法9条は守るべきです。平和憲法があったから
自衛隊はイラクで一発も打たずに帰って来られた。
平和憲法の理想主義が守ってくれているんです。」と
憲法改正への異議を、はっきりと言っています。
今の憲法は時代に合ってないと言って、改憲への動きに
持っていこうという力のありますが、戦争放棄という
普遍的な理想が、私たちを戦争から守ってくれているのです。
風立ちぬは、観終わった後に深いものが静かに押し寄せて
きます。
今ある私たちの生活が、決して当たり前の日常ではなく
平和であるという大きなバックグランドがあってのことだと
いうこと…
あの戦争に勝ったアメリカは、この68年間にどれほど戦争を
してきたでしょう。
偶然にも8月15日に観た、「風立ちぬ」で平和がいかに
掛け外のないもので有るかを、改めて感じました。
映画好きだった父が生きていたら、真っ先に孫を連れて
観に行っただろうに…