~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

ありがとうイスキア

2013-08-10 23:23:19 | 日記
朝ごはんのおかずに、主人が好きなすき昆布と油揚げと人参の

炒め煮があり、私が思わず「これ、主人が好きなんです」と言うと

先生が「よく見ていなさい」と言われ、その丁寧な調理をずっと

見ていたのですが、一時も先生は料理から心を離さないのに

改めて驚きました。

その昆布の美味しかったこと、忘れられません。

お料理のことを書きだしたら止まらなくなります。

みなさん、お料理の写真を撮られるのですが、私の知り合いは

空っぽになった器まで撮った人がいます。

もう、その気持ち分かるなー

さてさて、初女先生による、たった8人のためのおむすび講習会

いやーこんなに緊張しておむすびを結んだのは、初めてかも…

みんな、緊張の極みの中でおむすびを結ぶのですが、

まるで、お母さんに見てもらっているような嬉しさが

心の底にあるのです。

私も、緊張して普段のように出来ないのです。

おむすび講習会の時、参加者のみなさんが「こんな

緊張しておむすび結んだの初めて」と言っていたのが

よくわかりました。

今回の参加者で唯一の男性は、先生からちょっと離れた

ところにいつもいたのに、おむすびですっかり打ち解けた

ようで、先生のお隣に座られたらと言うと、隣に座って

自然に話されていました。

やっぱりおむすびは、心を繋ぐと思いました。

おむすびの後、私がイスキアの畑が見たいと言うと

初女先生まで一緒に来て下さり、畑の小屋(りっぱな

小さなお家です)に案内して下さいました。

みんな、すごーい、すごーいを連発してました。

先生は、お茶も出さなくてと、申し訳なさそうでしたが…

イスキアに戻り、先生とベンチに座って友人と3人で

深い話をしていたら、あっという間に帰る時間が

来てしまいました。

それぞれが、イスキアの鐘を鳴らしました。

昔はスタッフが鳴らしてくれる鐘に見送られるように

帰っていったのですが、自分で鐘を鳴らすと、

「さあ、ここから自分の足で歩いていくぞ!」という

自分自身へのエールの鐘となるような気がしました

帰る途中、立ち寄るところがあり車から降りると

何と、太陽が真ん中にあり、その周りにぐるっと虹が

円を描いているのです。

生れて初めて見た、虹の輪でした。

初めてイスキアを訪れた帰りにも、虹がかかりました。

この自然の不思議の中に、息子の存在を感じていました。

1泊のイスキア滞在でしたが、すごく充実していて

もっと長くいた気がしました。

人間は充実した時間は、長く感じると聞いたことが

ことがありますが、その通りでした。

夜は初めてのねぷたに感激し、東北の夏を満喫

した2泊3日でした。

「ありがとう イスキア」

「ありがとう 初女先生」


コメント
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