~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすびの祈り

2013-08-13 22:50:01 | 日記
初女先生の本で、あなたの好きな本は?と聞かれたら、私は

真っ先に「おむすびの祈り」をあげるでしょう。

11月の宿泊講演会の演題が「おむすびの祈り」と決まり、私は

スタッフのみんなに、もう一度「おむすびの祈り」を読み返して

下さいとお願いしました。

「おむすびの祈り」は初女先生の原点だからです。

そして、私も読み返しています。

何度も読んでいるのに、とても新鮮な思いで読めるのは

なぜでしょう…

文中の先生の旧姓を目にした時、「神 初女(じん はつめ)を

かみ はつめと、読んでしまい初女先生はやっぱり、神から

遣わされた方なんだと、ごく自然に思えました。

先生のならることは、すべて祈りの中にあるんだと改めて

思いました。

初女先生を知らない人に、私は「日本のマザーテレサのような方

です」と、言うのですが、そのことを確かにするような

文章に、やっぱりこの地球の上には神から遣わされた人が

いるんだと、嬉しくなりました。

 『あるときに神父さまから「あなたにとって祈りとは

  なんですか」と訊ねられ、とっさに「私の場合は生活です」

  と、答えました。

  私は傍から見ていると、めったに座って祈らないと

  言われます。

  でも、今ここに本当に食べられないでいる人、

  病んでいる人がいたときに、いくら手をあわせて祈っても

  思いはその人にすぐには伝わりません。

  手をあわせて祈るのは「静の祈り」、同じことを心に

  抱きながら、行動するのが「動の祈り」だと思います。

  私は、この生きている瞬間瞬間が祈りだと思ってます。

  だから、お茶をいれて、おいしく一緒に飲みましょうと

  いうのも祈り。

  私にとっては、生活すべてが祈りです

                    佐藤 初女』

コメント (2)
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