今 ここがイスキア

久々にイスキアに行ってきました。

日本人は、特別な思いで富士山を望みますが、岩木山を見ると

何か、大きな安心を頂いたような気持ちになるのはなぜでしょう…

今回は電車で行ったので、岩木山に見守られながら弘前に

着きました。

丁度、ねぷたの時だったので、さぞや賑やかかと思えば

いつもの弘前と変わらず、本当にねぷたがあるのかしら？と

不安になるほどでした。

はやる気持ちを抑えながらタクシーに乗り込むと、運転手さんが

優しい津軽弁で私たちを迎えてくれ、何かそれだけでも

ふるさとに帰って来たという気持ちになりました。

私の記憶の風景と目の前の景色が、ぴったり重なって行くうちに

車はイスキアへ、イスキアへと近づいて行くのです。

そして、イスキアの大きな石が見え、誘われるように私達は

森のイスキアに着いたのです。

久し振りに見るイスキアの木々たちが、あまりに大きくなって

いるのに驚いてしまいました。

ダライ・ラマのくるみの木も、白樺も今年のあの大雪にも

めげず、逞しく成長していたのです。

私は大して成長をしてないのに、木々達は黙って黙々と

大きくなっていたのです。

「森のイスキア」が本当に森の中のイスキアになって

行くのではと、思いました。

そして、イスキアの玄関を見上げると、そこには

初女先生のお姿が…

それだけで、胸が一杯に…

今　ここがイスキア　ただいま　イスキア