昨日は一日「書」の作品書きでした。
毎回、書けずにもがいています。
それでも書く。
「書」の魅力とは一体何でしょう。
書くという作業が、自分自身を見つめることにも
繋がっているからなのでしょうか…
筆の文化を持つ私たち日本人が筆を手放して
しまうことは、真に勿体無いことだと思います。
お習字も習ったことのない私が、「書」に出会い
中学以来という時間を経て、筆を握ったのです。
日本人なら誰の中にも、「筆」の歴史があり
筆の文化のDNAが、本人の自覚とは別に
脈々と流れているのだと思います。
再びの「筆」との出会いを皆さんにお勧めしたいです。
とは言え、思うようにならないのが「筆」
そこが又面白く、奥が深いのですが…
今回は「仏」を書きました。
野仏のような「仏」を書きたいと思いましたが
思いだけが先行し、筆の力のない私は…
また精進を積んで、臨書をし、
いつの日か、「円空仏」のような「仏」を
書きたい!と思うのであります。