~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

筆のDNA

2016-08-05 12:44:21 | 日記

昨日は一日「書」の作品書きでした。

毎回、書けずにもがいています。

それでも書く。

「書」の魅力とは一体何でしょう。

書くという作業が、自分自身を見つめることにも

繋がっているからなのでしょうか…

筆の文化を持つ私たち日本人が筆を手放して

しまうことは、真に勿体無いことだと思います。

お習字も習ったことのない私が、「書」に出会い

中学以来という時間を経て、筆を握ったのです。

日本人なら誰の中にも、「筆」の歴史があり

筆の文化のDNAが、本人の自覚とは別に

脈々と流れているのだと思います。

再びの「筆」との出会いを皆さんにお勧めしたいです。

とは言え、思うようにならないのが「筆」

そこが又面白く、奥が深いのですが…

今回は「仏」を書きました。

野仏のような「仏」を書きたいと思いましたが

思いだけが先行し、筆の力のない私は…

また精進を積んで、臨書をし、

いつの日か、「円空仏」のような「仏」を

書きたい!と思うのであります。

コメント
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