今日は星野道夫さんの写真を観に行って
来ました。
昨日、友人から大気が不安定だと気持ちも不安定に
なります。
気圧が低いと、酸素の領域が減るから、呼吸が
浅くなるというメールをもらい、何があっても
変わらぬ悠久の時を感じる、星野さんの写真が
どうしても観たくなったのです。
星野さんの写真を観ると、「ただいま」という
気持ちになれ、ほっとできるのです。
きっと魂の還るところに繋がっているから
なのでしょうか…」
不安定だった心が、落ち着きを取り戻した
みたいです。
自然を見つめる星野さんの眼差しに
大丈夫と言われている気がするのです。
『人間の気持ちとは可笑しいものですね
どうしようもなく些細な日常に左右される一方で
風の感触や初夏の気配で こんなにも豊かに
なれるのですから、人の心は深くて
そして不思議なほど浅いものだと思います。
きっとその浅さで人は生きてゆけるのでしょう
星野 道夫』
会場にあった星野さんの言葉を、思わず手帳に
記してしまいました。
星野さんが、もう少し生きていらしたら
きっと初女先生と出会っていたことでしょう。
初女先生は、アラスカに行くと言われていたの
ですから…