~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

佐藤初女さんからの贈り物

2016-08-24 23:13:57 | 日記

最近、覚えたつもりがうろ覚えということが多く

なりました。

今日は、横浜に行くので初女先生のことが載ってる

雑誌を買おうと、出る前にパソコンを見ていたのに

横浜に着いたら、雑誌の名前が出てこず

なぜか「マリノス」が浮かんでくるのです。

そんな筈はないと思っても、出てくるのは

「マリノス」ばかり…

仕方がないので、集英社の初女先生の担当者に

聞くと「マリソル」とのこと、惜しかった~

美容院にあるような大きな雑誌を電車の中で

広げたら、私のお気に入りの先生の写真が

そこにありました。

初女先生がいる!と思った瞬間、いないという

現実が否応なく立ち上がって来ました。

 『佐藤初女さんが遺した言葉、その生涯』

20年以上も初女先生を見つめ書き続けてきた

ライターの石丸さんの体には、初女先生の

生涯が刻み込まれているのでは、と思える

文章に、電車の中にもかかわらず涙が溢れ

岸さんの写真からは先生の優しい温かさが

真っ直ぐに心に伝わってきました。

料理家の高山なおみさんの心をとらえた

初女さんの言葉

『にんじんを食べたら、それでにんじんが

なくなるんではなくて、私の体になるんだと

思うんです。

心も、誰かの心の中に入ってなくならない。

そのことを私は霊だと思うんです。』

この言葉が心に降りて来た時、私の中にいる

初女先生に出会った気がしました。

そして、先生の人生が集約され最後の6行が

私の心の中でイスキアの鐘のように

鳴り響いています。

 『人の喜びを糧にして人のために働き

 命つきるまで”今”を生きた初女さん。

 日々の小さいことに気づきを得て、行動に移す。

 生活すべてが祈りであった。

 初女さんの祈りは、多くの人の心に

 生き続けていく。』

コメント
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