テレビで「おにぎり」をやってました。
生ハムやアボガドが入ってました。
「おにぎりも毎年流行があるんですよね」という
コメントにびっくりしました。
初女さんは「おむすびはシンプルだから難しい」
と、言われてました。
おむすびの流行なんて聞いたら、初女さんも
きっと驚かれると思います。
私は、やっと初女さんのおむすびのことが
少しわかってきました。
初女さんは、「おむすびというのは、日本中
どこでもあり、材料もごくごく簡単なものです。
それが映画の中で、どうしてあんなに多くの
人達の心に響いたかを考えてみますと、
それは、最初にお米を水に浸すところから
最後に握るまで、どの部分においても心が
離せないからでしょうか。
おむすびを握るということは、それを通して
握る人の心を伝えることです。
その心が食べる人に伝わって、特に心に
苦しみを抱えた人においしく感じられ、
チカラを与えてくれるようです。」と書かれて
います。
初女さんのおむすびは、食べた人の魂に響く
味なんですね。
だから、初女さんのおむすびを食べて自殺を
思い留まった人が居たんですね。
10の工程があったら、どこも心を離せないと
言われてました。
真剣におむすびを結んでいる、初女さんのお姿が
思い出されます。
おむすびを食べながら、初女さんの心も
頂いていたんですね。
魂まで響くおむすび…
いつの日か結んでみたいです。