昨日は函南のお寺に行って来ました。
私は息子を亡くした後、深い悲しみを抱えていても
前を向いて歩いている人に会いたいと
願ってました。
そして、出会ったのが、函南のお寺の奥さんである
Kさんと佐藤初女さんでした。
初女さんもKさんも息子さんを亡くされていました。
そして、そのKさんは12月にお嬢さんを亡くされた
のです。
自宅にいたいというお嬢さんの希望を全うされ
殆ど寝ずの看護をされてきました。
ご葬儀の時の、やつれたKさんが忘れられません
でしたが、その後Kさんは「喜びから人生を
生きる」という本に出会い、魂(いのち)の
真実を知り、全く寂しくなくなったと、
少しふっくらしたKさんに戻っていました。
私たちは、時間の経つのも忘れて本当のいのちの
話をしました。
それはことごとく、初女さんの言われていたこと
初女さんの存在と重なりました。
「私達は、自分に対する愛を持ち、愛を深めること
本来の自分でいることは、愛の存在でいること」
と、『喜びから人生を生きる』に書いてありました
初女さんは愛そのものだった…
初女さんの前に行くだけで涙が溢れたのは、
私たちの魂が、初女さんの愛に包まれたからだと
思うのです。
初女さんの「私には心がある!心は汲めども
汲めども尽きることがありません。」と言われた
心は、愛だったんですね。
自分に対する愛を深めたいと思いました。