先日、NHKの「あさイチ」に元厚労事務次官
だった村木厚子さんが出演していて、誤認逮捕で
収監されていた時に、何度も読み返した本
『一日一生』を紹介していました。
私も読んでみたいと思い、注文したのに
なかなか届かず、変だなと思っていたら
放映で注文が殺到し、増版となったそうです。
テレビのチカラの凄さをしりました。
この本は、「千日回峰行」を2度も満行した
酒井雄哉・大阿闍梨の言葉が書いてあります。
言葉の端々から伝わって来る、突き抜けたような
大らかさに、村上光照老師を思い出しました。
そして、初女さんの言われていたことに
重なるところがあるのに驚きました。
キリスト教とか仏教とか、そういうものを
超えて、真実は一つなんだなと思いました。
『一日が一生、だな。
今日失敗したからって、へなへなすることない
落ち込むこともない、
明日はまた新しい人生が生まれてくるじゃない。
それには、今日を大切にしなかったら、
明日はありませんよっていうことでもある。
今が一番大切だってことだよ。
今自分がやってることを一生懸命、
忠実にやることが一番いいんじゃないのかな。
酒井雄哉 』