~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女先生の宿題の難しさ

2011-01-17 22:36:20 | 日記
ベルギーで頂いた初女先生の宿題を胸に、お料理講習会の出来る

会場を探していました。

横浜は申し込みが早くから出来ず、その上で抽選となるので時間的に

難しいなと思い今日、鎌倉に行ってみました。

土日はその会館が休みと聞いていたので、無理かなと思ってましたが

行って聞いてみると、土日はやっているし、しかも土日の方が空いて

いるとのこと、これは神様が「やってもいいよ」ということかしらと

嬉しくなってしまいました。

帰ってきて初女先生に、「先生、場所が見つかりました。」と電話を

すると、先生は「直さんがやるところは、どこでも行きますよ。」

と言われた後で「泊りがいいねー。いろんな人に直さん今度は

どうするのと聞かれから、いろいろ考えているみたいだよって、

言ってますよ」と…

電話を切った後で、「泊りがいいねー」の一言が、ガーンときました。

確かに、宿泊の講演会はゆっくり出来るし、より深い交流が出来る

ので、先生がそれを望んでいることは知っていましたが、

「うわー私にはまだ無理だよー」と思ってしまいました。

初女先生の宿題は、私が考えていたよりもずーっと難しいもの

でした。

あーどこかの保養所でも貸して貰えないかなー。

初女先生は、常に成長するための課題をさり気なく出して

下さいます。

「でも、初女先生この課題は難し過ぎますよ。まだ2回しか

講演会の主催をしてない私にとっては…」

「直さんのやるところは、どこへでも行きますよ」という

先生の優しいお言葉の奥の深さを知りました。

私は、この初女先生の宿題に答えられるだろうか…





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田島 征三様

2011-01-16 15:35:46 | 日記
まだ、十代の頃だっただろうか父が「すごい絵本作家がでたぞ」と

言って見せてくれたのが、田島征三さんの「しばてん」でした。

あれから30年以上も経ちますが、事あるごとに田島さんの個展に足を

運んでいました。

創(つくる)に初めて本物の絵を見せたのも、田島さんの作品でした。

まだ、あの子が2~3歳だったと思います。

その時買った土鈴が、今も息子の祭壇に飾ってあります。

昨日は、田島さんの作品の展示とシンポジウムがありました。

少し早く行き、作品を観ていたら田島さんも会場にいて、

私の目の前でいきなりしゃがみ込んで、床に落ちている

ゴミらしきものを拾ったのです。

田島さんは、木の実で作品を創っているので、こういうところでも

落ちてる物に目が行くのかなーと、何だか田島さんそのものに

触れたようで嬉しくなりました。

シンポジウムの会場に入って座ると、斜め前に歌手の横井久美子さん

そしてお隣には小室等さんがいました。

前にもこんなことあったよなーと思い出してみたら、田島さんの

日の出のゴミ問題のシンポジウムの時も、横井さんがいて隣が

小室等さんでした。

小室さんの手の美しさにうっとりしたのを覚えています。

あれから、20年ぐらい経つのに小室さんの手はやっぱり美しいかった

です。

田島さんは、生活の全てを日の出のゴミ処分場の運動に捧げる

くらい頑張ってきましたが、癌になってしまい日の出村を離れ

伊豆に暮らしています.昨日演壇の上から「癌になって

よかったー。癌にならなきゃ伊豆に行かなかったし、

伊豆に行かなきゃ木の実に出会えなかった!」と言ってました。

私は「あー田島征三健在!」と嬉しくなりました。

田島さんの木の実の作品を観て、涙する人がいるそうです。

そいう方は、「なぜだかわからないけれど、涙がでる」と

言われるそうです。

亡くなった宮迫千鶴さんは「木の実には命の記憶が残っている

から…」と言われたそうです。

田島さんの作品を観ると、本当にそう思えます。

人のいのちと木の実のいのちが響き合う…

だから感動し涙が出ちゃうんでしょうね。

初女先生の言われる「多様なものが多様なまま共に生きていく

人にも、ものにもいのちがあって、そのいのちが響き合う中で

私たちが生きている」ということを田島さん木の実の作品から

感じました。

そうだ、田島征三は生物多様性をアートにしているのだ!

響き合ういのちが嬉しい!と思いました。
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ついに始まりました

2011-01-15 09:01:35 | 日記
今朝もすごい冷え込みでした。

毎年、センター試験の時は受験生を試すかのように冬将軍が猛威を

ふるいます。

今年の寒さは例年以上と思えるのは、我が家に受験生がいるから

でしょうか。

今日はおむすびの力でと思っていましたが、ちょっとご飯が

やわらかく炊けてしまったので、おむすびは諦めお弁当を作ることに

しました。

お弁当を作りながら、6年間息子のために作ってきたお弁当も、

作らなくなる日が、すぐそこまでやってきているんだなーと

息子の旅立ちを、お弁当から実感しました。

おむすびではなかったけれど、ごはんの真ん中に大きな梅干しを

ドーンといれました。

さあ、今日からスタート頑張れ受験生!

息子を送り出して、ほっとし新聞を見ていたら、

先日放送された「コトハナ」の再放送があることを知りました。

大学生になったら難民のためのボランティアがしたいとうい思い

を持っている彼に、是非みせたいと思っていたし、彼も観たがって

いた番組です。

未来に向かって一歩を踏み出そうとする日に、「コトハナ」の

再放送があるなんて、なんかいいなー

夜中、0時50分NHKです。

是非、見逃した方は観て下さ~い!





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おむすびパワー

2011-01-14 21:39:43 | 日記
素敵なメールが届きました。

ザッケローニ監督が、疲労回復の秘密兵器におむすびを導入したそうです。

試合が終わった後に、おむすびとアミノ酸飲料を出すというのです。

スタッフはこれで試合が変わるぞ!と言ったそうです。

ヨルダン戦は引き分けとなり、落ち込んだ選手がロッカールームに

戻ると、おむすび50個が用意されていたそうです。

そのおむすびパワーが効いたのでしょうか、シリア戦は2対1で勝ちました。

日本人ではなく、外国人のザッケローニ監督がおむすびの力を

感じとったというのは凄い事です。

これからの日本のサッカーが楽しみです。

明日は、大学のセンター試験です。

我が家も、おむすびパワーにかけてみようかしら…
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タイムマシン

2011-01-12 21:56:09 | 日記
新聞に、ぼくの夢という記事が載っていました。

 11年前に小学生のM君が口にした夢

「大きくなったら、僕は博士になりたい。そしてドラえもんに

出てくるようなタイムマシンを作る。

僕はタイムマシンに乗って、お父さんの死んでしまう前の日にいく。

そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや」

M君のお父さんは2カ月前に過労で自殺していました。

M君は6年生までは、本などでタイムマシンを調べていたそうです。

「今は無理みたいや」と言ったそうですが、高校2年の今も

諦め切れないようで、科学者を目指しているそうです。

 M君、私も同じような事を考えたよ。

時間が巻戻せるなら息子の倒れる前の日に行きたいって…

そして、「今日は学校を休んで、寝ているのよ」と言いたいって…

子どもの頃、21世紀のアトムの時代になったら、科学が物凄く

進歩して、タイムマシンなんて軽ちょんだと思っていました。

M君、でも今私は思います。

どんなに科学が進歩しても、タイムマシンは出来ないだろうって…

だって生きるって、やっぱり前に進むことだから…

だから、過去に戻るタイムマシンを求めちゃいけないんだよ。

M君、君も科学者になる夢をもって前に進んでいるじゃない。

でも、君の気持ちが痛いほどわかるよ。

神様が一つだけ願いを叶えてくれるって言ったら、私は迷わず

息子に会わせて下さーい!って叫んじゃうよ。

M君、君のドラえもんのタイムマシンのことを知り、

ドラえもんの映画に涙していた、息子を思い出しました。

ほんの一瞬、私はタイムマシンに乗ったのかな

前に進む為のタイムマシンに…

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被災地を繋ぐ若者

2011-01-11 23:29:00 | 日記
成人の日の朝、テレビで素敵な若者に出会ったと感じました。

「コトハナ 被災地をつなぐ若者」という番組でした。

神戸の震災への思いを、1枚の黄色い紙に記し、その紙が花びらと

なった黄色い花を街に咲かせ、心と心を繋いでいこうという

取り組みを、若者たちが始めていたのです。

神戸で花開いた、その言葉をのせた花を大津波のあったインドネシア

で咲かせようと、若者たちが「コトハナ」を持ってインドネシアの

被災地を訪れ、現地の子ども達や大人の人達に書いてもらい

現地の人達と心のふれあいをしていました。

インドネシアの人達が、はなびらに書いた言葉が心響きました。


 「生きると言う事は、神様から与えられたもっとも美しいもの」

 「災害のうらには降ってくるしあわせがあるのですから…」

 「過ぎ去ったものは、過ぎ去ったものとして

     太陽に向かって生きていきましょう」

 「災害は僕達の人生を前より進歩させてくれたのだから…」

 「神様から与えられた試練には

         絶対に目的があります。」

家族を失い、家を失い絶望の中から一歩を踏み出した、

踏み出そうとしている人の言葉

大変な体験の中から、生れて来た言葉

初女先生の「心には前に進むためのことばを」という

その言葉が、コトハナとなって心と心を繋ぎ、世界の

被災地に花を咲かせようとしています。

そんなことを考え、行動している日本の若者がいると

いうことに、すごく勇気をもらいました。

もう一度再放送してもらいたい番組でした。   



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凛とする寒さの中で…

2011-01-10 22:04:32 | 日記
今日は成人の日。

二十歳の子を持つ知人が、「この子達の学年って、入学式も卒業式も

ことごとく雨だったのよ。みーんな傘さした写真なの」と言ってました。

今朝の青空を見て、「成人式は晴れてくれたんだ。よかった!」と

思いました。

身が引き締まる様な、凛とした寒さでしたが空は晴れ渡っていました。

何だか成人式にぴったりの天気の様に思えました。

私が二十歳の頃は、何でも出来そうな気がしていました。

怖いものなんてなくて、お金はなくても絶えず夢と希望を持って

いました。

でも、今日のニュースでは、成人の半分以上の人が将来に不安を

持っていると言うし、就活は一人平均100社とのことです。

これでは、社会に出る前に若者が疲弊してしまいます。

若さはそれだけで、未知なるいのちの輝きをもっているのに…

未熟であることは、成長へのロードなのに…

若い人達に、夢と希望を持って欲しい!

小学校の入学式から門出の時が雨だったのに、今日の成人式は

何処までも晴れ渡った青空だったということ!

そんなことにも、希望を見出して前を向いて進んでほしい!

成人式に、こもれびのおばちゃんが思ったことです。

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初女先生からの宿題

2011-01-09 22:20:51 | 日記
年賀状に、今年も「初女先生の講演会をされますか?」というお言葉を

何人もの方から頂きました。

ベルギーで初女先生が「実践から分かることってあるよね」と

お料理講習会を勧めて下さったことが、私の中で宿題として

残っていました。

これをどうやって実現するか…

場所を探しながら、少しづつイメージを膨らませていました。

ふと、今日インターネットで「佐藤初女」と検索して

沢山ある情報の中から、講演会を検索したらなんと7月にやった

森のこもれびの講演会が出て来たのです。

楽庵さんが

ブログに、あの日のことを書いて下さっていたのです。

楽庵さんの文章が素晴らしく、あの日の講演会が目の前に

立ち上がって来るようでした。

私が願っていたことが、みんな伝わっていたと嬉しくなりました。

後になって、主催者が舞台の上で講師に抱きついて泣いてしまう

なんて…とひどく反省したのですが、楽庵さんの文章を読み、

そのことも皆さんが、受け入れて下さったんだなーと感謝の気持ちで

一杯になりました。

楽庵さんが講演会のことを書いて下さったのは7月なのに、なぜ

今、それを目にしたのだろう…

これって、きっと偶然じゃないと思いました。

初女先生に頂いた宿題を、やりとげるぞー!という勇気が湧いて

きました。

そうだ、また一歩踏み出そう!

真っ直ぐな思いは通じるのだから…

森のこもれびは冬眠しませーん。



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母の心

2011-01-08 22:55:24 | 日記
昨日は、息子に思い切り感情をぶつけてしまいました。

仕事から帰って来ると、予備校に行くと言っていた息子がいるのです。

来週の土曜がセンター試験なんのに、なんでここで気が抜けるの

と、久々の怒り爆発でした。

怒った後の味気なさと、後悔といったらありませんでした。

母の心を忘れ、息子にいくら言っても心に届くはずがないのに…

分かっていても、感情を止められない自分がいました。

もう一度、初女先生の母の心をかみしめてみよう。

   「受け入れる、見守る、育てる、耐える、赦す」それが

   「母の心」だと思います。

    
    耐えがたきを耐え

    忍びがたきを忍び

    許しがたきを許し

    あたたかい太陽を思わせるやさしい言葉

    冬の厳しい寒さにも値する愛情ある助言

    慈しみの雨のように涙を流して共感する

    なごやかな風を思わせる雰囲気

    それが母の心


大切なことは、目の前の人を「母の心」で受け入れることです。

と、初女先生は言われています。

母親になって20数年が経つと言うのに、母の心はまだまだです。

大学受験も、「母の心」を育てる場なんですね。

私にとって…



 

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同じところで涙して

2011-01-07 22:12:18 | 日記
暦を見ると昨日が小寒。

しかし今日は、この冬一番の寒さとか、東北のすごい雪の映像を

見ると、まるで母を思うように、初女先生に思いが馳せます。

ただ黙って初女先生を想っているだけで、先生の思いが感じられる

ような気がするのです。

大晦日に、再放送された「初女さんのおむすび」を観ていて、何回

観ても同じ所で涙する自分に気が付きました。

イスキアから帰って行く人を見送る、初女先生

祈りと深い慈愛に満ちた、先生の眼差しを見ると涙が止まらなくなって

しまうのです。

先生は、森のイスキアを誰にとっても心が穏やかになり、気持ちが

明るくなる場所にしたいと思ってきたそうです。

そして、人をありのままに受け入れる場所、それは「母の心」と同じ

だと気づいたと言います。

「どんなときも子どもを優しく見守り、包み込む「母の心」。

私は「森のイスキア」が、お母さんのような場所であり続けたいと

願っています。」と言われています。

私が初めてイスキアを訪れた時、天国ってこういうところかも

しれないと思ったのは、母なる場所で、聖母のような初女先生の

愛に包まれたからなんですね。

先生の鳴らす祈りの鐘に、心響いた人達が今それぞれの鐘を

鳴らしだしています。

「今、私ののぞむものは、「展開」ではなく「融合」です。」という

初女先生の耳には、きっとこの鐘の音が聞こえているのでしょう。





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