~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

今こそおむすびの祈りを…

2011-03-18 19:20:15 | 日記
今朝、朝ごはんを作っている時メールの着信音が鳴りました。

見ると、初女先生と深い交流があるKさんからでした。

「今朝おむすびを作っていたら、初女先生のメッセージをキャッチ

しました。

直さんのホームページにのせてもらえませんか」と、書いて

ありました。

そのメッツセージは「富士山も大きく、力をくれています。

今日も無事でありますように」というものでした。

私は、このメッセージを読んですぐにおむすびを作りました。

私達が気持ちを元気にして、被災地の方々にパワーを

送らなければと思ったからです。

届けることは出来ないけれど、祈りながらおむすびを作りました。

思いは時空を超えると言います。

今こそ、おむすびの祈りです。

9・11のテロが起こった時、ロサンゼルスに住む日本の人達が

何も出来ないけれど、おむすびを作りましょうと、集まって

おむすびを作ったそうです。

今、停電の問題などありますが、様子を見て「森のこもれび」でも

みんなで集まって、おむすびを作り「おむすびの祈り」を

共にしたいと思っています。

今出来ることは、おむすびの祈り!

先ず、一人ひとりがおむすびの祈りを始めましょう!

そして、共に祈りましょう!

そして、私達が元気になって元気のパワーを送りましょう。

被災地の方、原発で頑張っておられる方、祈っています。

心から心から祈ります。

今こそおむすびの祈りです。
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祈り続けます

2011-03-17 22:14:55 | 日記
大震災は今、放射能の脅威にもさらされています。

今日のブログのタイトル「祈り続けます」と打ったつもりが、

「命続けます」と打っていました。

本当に命よ続け!

原発で必死の作業をしている人も、すべての命が守られますように!

一昨日、フランスの友達から電話があり、「祈ってるから!」

「祈ってるから!」と何度も言われました。

私達は被災した人達を祈ってます。

外国では、日本を祈ってくれてます。

こんな状態に在って、このことを「天罰」だと言った都知事の

言葉に心が凍りました。

被災地の人達は食べ物を分け合い、心を寄せ合って悲しみと苦しみ

不安に耐えています。

渋谷へ行ったら、若者達が義援金を訴えたり、マスク・電池

カイロを募っていました。

みんな真剣な顔で、声を振り絞って訴えていました。

しかし、大人達は食品ガソリンと買い溜めに走りまわっています。

物流の不足も有りますが、ガソリンスタンドもスーパーも

行列ができてます。

鎌田實さんは、人は99%自分や家族の為に行動してますが

こういう時は2%他者の為に動くだけで、違ってくると

言われています。

自分の生活ばかり考えず、先ずは被災地に食料や生活必需品や

ガソリンが行くように、考えなければ…

被災地の人々を見て今、世界の人々からから驚きの声が上がって

いるそうです。

略奪もなくみんなが助け合って、困難な状況に耐えている事に…

テレビに映った老人は、こういう時こそ頑張らなくっちゃ!と

言っていました。

エールを送らなければならない私達の方が、逆に励まされる

ようです。

被災地の人達が、あんなに頑張っているのです。

私達は買い溜めに走るのでなく、被災した人達に原発で頑張って

いる人達に心を寄せ、祈り続けましょう。

きっと乗り越え立ち上がれると…

希望を信じて祈りましょう!



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初女先生の言葉

2011-03-16 21:00:55 | 日記
息子が亡くなった後、毎朝目覚めるとあれは夢だったのではないか?

こんなことが起こる筈がないと思いました。

そして、階段を下り下の部屋に行くとそこには祭壇があり、夢ではない

認めざる得ない、現実がありました。

今、私はやっぱりあの時の様に、目覚めるとあの大地震は夢だった

のではないかと思うのです。

そして、テレビをつけると人の想像を超える現実に、呆然と

するのです。

その繰り返しの毎日の中で、昨日久し振りに初女先生の夢を

みました。

先生が講演会に行くという車の中で、私も一緒に行きたい!と

まるで、だだっ子のように言っているのです。

先生は黙ってそんな私を優しく見ているのです。

何だか急に初女先生のお声が聞きたくなって、先ほど電話をして

しまいました。

先生はなぜか、私が居てほしいと強く願う時は、必ず

いらっしゃるのです。

電話に出られた先生に、私は思わず「先生、どうしたらいいん

ですか?祈ることしか出来ません…」と言ってしまいました。

先生は静かに「そうです。帯広でもどうしたらいいですかと、

聞かれたの。今はじたばたしないで、受けとめることです。」と

言われました

今は、何もできないけれど、このことを受けとめ、そして

祈ろう!祈り続けよう…

祈り続けているうちに、きっと出来ることがでてくるはず…

帯広の講演会で、先生も会場に集まった方達と祈ったと

いいます。

今は全身全霊を込めて、心から祈ろう…

被災者の方のことを、放射能の恐怖の中に居る人のことを

必死に原発事故を食い止めようと、頑張っている人達のことを

そして沢山の失われた尊いいのちのことを…



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何が出来るのだろう…

2011-03-14 21:17:27 | 日記
今回の地震で、日本列島が2・4メートル動いたと、米国の研究者が

明らかにしたことでも、想像を超える地震であったことが

分かります。

地震に大津波に火災と、これほどの自然災害の恐ろしさを感じた

ことはありません。

そして今回はそれに追い打ちを掛けるように、目に見えない恐怖

放射能があります…

昨日買い物に行くと、どこの店にも卓上用ガスボンベや懐中電灯

水が売り切れになっていました。

食品も残りが僅かになっていました。

そして今日、スーパーはすごい行列だったそうです。

被災地ではあまり食料が届いてなくて、皆で分け合っていると

いいます。

電気もガスもなく、カップ麺をかじって食べたと言ってました。

被災した人たちの惨状を見て、誰もが何かしたいと思っています。

でも、被災地から遠く離れた私達は、そう思いながらも食品の

買い溜めをしているのです…

こういう矛盾にすごく引っかかってしまう自分がいます。

今日の青空を見て、何度も青空スイッチを入れようとしたけれど、

なかなか入らないんです。

そんな私に、息子の言葉がグサリ「お母さん、テレビ観ているだけで

何にも出来ないじゃん!」

本当に、何が出来るのだろう…

炊きたてのご飯で作ったおむすびを、食べてもらいたいと

思うのですが…









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初女先生のすごさ

2011-03-13 12:11:26 | 日記
昨日も今日も、何も出来ずにただテレビを見ています。

福島のいわき市の親戚とは、まだ連絡がとれません。

昨日は、仕事の研修があり行ったらすべて中止でした。

都内でも、イベントや公演コンサートなどが中止になっているよう

です。

初女先生も、帯広の講演会があると聞いていましたが、当然中止

だろうと思っていました。

青森は電気などのライフラインが止まっているというので、不自由

しているのではと、イスキアのスタッフに今朝電話を入れました。

すると、なんと先生は飛行機が動いたと言って、昨日帯広に行かれた

というのです。

空港は物凄く混雑していたけれど、元気に帯広に着かれたとのこと、

私はびっくりしました。

89歳の先生が、こんな時に一人で帯広まで行くなんて、私には

考えられないことです。

先生は明日帰られ、その後は盛岡があるけれど行けるだろうかと、

スタッフの人が言ってました。

こんな時に、被災地でもあろう青森から初女先生が来られるなんて、

講演会に集まった人達はそのことだけでも、どれほど励まされる

ことでしょう…

89歳の初女先生の行動力と意思と思いの深さを、つくづく感じ

ました。

初女先生の力強い「動の祈り」を前にして、私は何をしたら

いいのだろう…

何が出来るのだろう…

今必要なのは、「動の祈り」

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大地震

2011-03-12 16:51:32 | 日記
昨日の大地震から一夜明け、状況が伝わって来ると、被害の大きさに

どうしたら良いのかわかりません。

津波がこれほど恐ろしいものとは…

街が呑み込まれていくのを、唯々見ているだけです。

青森の友達は、停電で寒い、水も濁って飲めないとメールが

きました。

もどかしいけれど、祈ることしかできません。

でも、世界各国から救援隊派遣の申し込みがきているそうです。

ついこの間、震災にあったニュージーランドからも来ていると

いいます。

自然の災害を前にして、どうすることも出来ない無力さを

感じる中で、救援隊派遣のニュースに心が温かくなります。

 今日の新聞にこんな言葉が載っていました。

チェコの作家チャペックは関東大震災の際、地球の裏側の

災害についてこう書いていた。

「日本で地面が震えたその瞬間、私達の地球にひびが入った

のです。

もし全人類を一つに合わせた心の波長、連帯の波長が地殻の

波に反応しないのならそれは恐ろしいことです。」と…

この空前の大災害にあった私達は、被災地で有るとか

ないとかでなく、心の波長を合わせこの災害と立ち向かい、

出来ることをしていかなければ…

本当に、地球にひびが入ったような大きな大きな災害

なのですから!

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祈ります

2011-03-11 23:13:27 | 日記
今日、すごい地震がありました。

障害者の作業所にいたのですが、避難も出来ず、車いすの方々は

机の下にも入ってもらえず、寝ていた人を車い椅子にのせるのが

精一杯で、ただただ収まるのを待つだけでした。

でも、誰もけが人が出ず、ほっとしましたが、自分の無力を

感じました。

帰ってテレビを見ると、被害の大きさに驚愕するばかりです。

イスキアのスタッフの方から、先生は大丈夫との連絡を受け

安心しました。

青森全域が停電で、残りご飯でおむすびを作ったとのこと…

国内観測史上最大という地震です。

どうか、どうか被害がこれ以上大きくならない事を、大切な命が

守られますことを、切に切に祈ります。
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おむすびが結ぶもの…

2011-03-10 20:14:17 | 日記
今日は3月10日は、東京大空襲の日

66年前の3月9日深夜から未明にかけての空襲で、10万人もの人が

亡くなったのです。

空襲で10万人という人が亡くなるなんて、想像もつきません。

66年間戦争をしてこなかったこの国の平和は、考えられないくらいの

多くの犠牲の上にあることを、忘れてはいけないと思いました。

ブログに、東京大空襲の直後に栄養学校の生徒さんがおむすびを

焼け跡で作り配ったことを書いた時、阪神大震災でもボランティアの

人達によっておむすびが配られ、1月17日が「おむすびの日」となった

と書きましたが、その後で嬉しいお便りが届きました。

その方のお孫さんの命日は1月17日だそうです。おむすびを作って

みなさんに食べて頂いたり、場所を借りて作ったりしているそうですが

孫の命日がおむすびの日と知り、孫からポンと背中を押してもらった

気がして、これからは確信を持っておむすびを作りたいです。

というメールを下さいました。

私におむすびの日を教えて下さった方も、将来のある若い人を

亡くされた方です。

うちの子が、もし最後に食べたものがおむすびでなかったら、

初女先生との出会いもなかったかもしれません。

おむすびには不思議な力があるのでしょうか…

人と人を繋ぎ、それは亡くなった人達も繋いでくれるのでしょう…

おむすびと共に初女先生の心も届けていきたなー



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幸せのお福分け

2011-03-08 21:52:23 | 日記

殺伐とした事件や混迷の時代を感じる新聞の中で、

温かい気持ちにさせてくれる小さな記事をみつけました。


    (記事より  )


 4年ほど音信が途絶えていたA君とBちゃんから近況が届いた。

 二人は病気や事故自殺で親を亡くした子ども達を支援する

 「あしなが育英会」の奨学生の集いで出会った。

 A君は13歳で父親を、Bちゃんは16歳で母親を自殺でなくした。

 そんな二人が同じ班になって、我が家に「交際宣言」の

 メールが届いた。以来はがきやメールで吉報が続く。

 「お腹に命が宿りました」「結婚します」

 「長男誕生、月と命名。闇を照らすような生き方をして欲しい、

  との願いを込めました。」

 「二男誕生、月がふたつで朋と命名しました。」

 そして先日、我が家のポストに入っていた一枚のはがきに、

 3人のちびっこの笑顔が並んでいた。

 月ちゃんと朋ちゃんと、生後8か月の空ちゃん

 Bちゃんに電話を入れると、元気そうな声が聞こえた。

 「空に月がみっつ。みんな楽しく、にぎやかにやってまーす」


という記事でした。

悲しみや苦しみを抱えて生きて来た二人が、支え合い共に歩き

出した時、今までとは全く違う未来が待っていたのですね。

空に月がみっつ、なんて素敵な言葉でしょう…

私は、悲しみや苦しみがあっても、前を向いて歩いて行きたいと

思っていました。

でもそれは、容易いことではなかったけれど、この若い二人は

手をとりあって、前を向いて歩いているのです。

子どもという希望の光に照らされながら… 

新聞の片隅に、温かい陽だまりを見つけたような

そんな気持ちになりました。

Aちゃん一家の幸せのお福分けが、私のところにも来たようです。     
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おむすびの日

2011-03-07 22:32:22 | 日記
もうすぐ、3月10日です。

何の日かと聞かれて、答えられる人がどれくらいいるかしら…

東京大空襲の日

私もぼんやりしていると、この日を忘れてしまう、広島や長崎の

原爆の日は忘れないのに…

今日の新聞に、その頃栄養士を育てる日本勤労栄養学校の

生徒だった方のお話が載っていました。

大空襲の後、栄養学校の学生さんは、炊き出しのために動員され

小学校で、石積みの即席かまどで、ご飯を炊いておむすびを作った

そうです。ご飯があまりに熱くてやけどをしたが苦しいとは

思わず、夢中で握ったそうです。

どこからか届いた京菜で漬物を作り、おむすびに添えたそうです。

おむすびに添えた京菜の緑が、黒と灰色ばかりの焼け野原に

鮮やかだったのを今も覚えているそうです。

 少し前に、「おむすびの日って知ってますか」とメールを

頂きました。

1月17日がおむすびの日だそうです。

阪神大震災で、ボランティアの人達の炊き出しに、被災者の人達が

励まされたので、そのことを忘れないために、おむすびの日と

なったそうです。

おむすびは苦しい辛い中で、いのちを繋ぎ心を繋いできたのですね。

初女先生は、出来たてのおむすびが一番美味しいと思うと言って

ました。

学生さんが、やけどしながら結んだおむすびは、真っ直ぐに

いのちを繋ぐ食べ物となって、どんなに美味しくそして

生きる力となってくれたことでしょう。

1月17日はおむすびの日

そして、3月10日もまたおむすびの日だと、私は思うのです。

やっぱり、おむすびはソウルフード、神さまが下さった

魂の食べ物なのだ!と思いました。

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