今日の夕刊をひらくと、「多くの人に支えられ、娘は幸せ」という
タイトルが目に飛び込んできました。
NZ地震で不明になっている看護師のお父さんのメッセージでした。
「わずかな望みを持ってNZにやってきましたが、残念ながら
まだ発見させず、生存は絶望的です。」という書き出しの
メッセージは感謝に溢れたものでした。
NZ政府国民が一体となって救出活動をしている姿に、我が子が
はるか9000キロも離れた地に留学先を選んだ、その娘の思いに
納得しました。とまで書いていらっしゃいました。
お父さんの感謝の気持ちは、救援隊レスキュー部隊に
現地のボランティアに、メディアの報道に娘さんの友人達に…
そして、驚いたことには留学先をあっせんした会社の対応にも
感謝の言葉が綴られているのです。
私はテレビで現地を見た時、もしかしたらという微かな希望が
絶望に変わって行きました。
我が子の安否が分かってない中で、他者に対しでこれ程の感謝の
気持ちを持てると言う事に、何か人間の崇高さを見た気がしました。
想像を超える状況に遭遇した時、人はその現実を受け容れることが
出来ず、気が変になりそうなくらいの悲しみ苦しむのに…
恥ずかしい話ですが、私は意識不明の息子と対面した後、
床を拳で叩き泣き叫んでいました。
いまだに、子供の姿も見ることができず、唯々待っているご家族の
方の苦しみと悲しみはどんなでしょう…
そういう中にあって、心からの感謝の気持ちが生まれてくることに
本当に人間の持つ崇高さを感じないではいられません。
このメッセージの最後は、「救助にあたる方々が2次災害を
受けられない事を、心よりお祈り致します。」という言葉
でした。
タイトルが目に飛び込んできました。
NZ地震で不明になっている看護師のお父さんのメッセージでした。
「わずかな望みを持ってNZにやってきましたが、残念ながら
まだ発見させず、生存は絶望的です。」という書き出しの
メッセージは感謝に溢れたものでした。
NZ政府国民が一体となって救出活動をしている姿に、我が子が
はるか9000キロも離れた地に留学先を選んだ、その娘の思いに
納得しました。とまで書いていらっしゃいました。
お父さんの感謝の気持ちは、救援隊レスキュー部隊に
現地のボランティアに、メディアの報道に娘さんの友人達に…
そして、驚いたことには留学先をあっせんした会社の対応にも
感謝の言葉が綴られているのです。
私はテレビで現地を見た時、もしかしたらという微かな希望が
絶望に変わって行きました。
我が子の安否が分かってない中で、他者に対しでこれ程の感謝の
気持ちを持てると言う事に、何か人間の崇高さを見た気がしました。
想像を超える状況に遭遇した時、人はその現実を受け容れることが
出来ず、気が変になりそうなくらいの悲しみ苦しむのに…
恥ずかしい話ですが、私は意識不明の息子と対面した後、
床を拳で叩き泣き叫んでいました。
いまだに、子供の姿も見ることができず、唯々待っているご家族の
方の苦しみと悲しみはどんなでしょう…
そういう中にあって、心からの感謝の気持ちが生まれてくることに
本当に人間の持つ崇高さを感じないではいられません。
このメッセージの最後は、「救助にあたる方々が2次災害を
受けられない事を、心よりお祈り致します。」という言葉
でした。