毎日毎日、よく書くことがあるなと思いつつ、書いてます。フェアリィウィスパーは大変好評です。でも、わたしとしては、なんだかビーストに自分の部屋をのっとられているような気がするので、ちゃんと、自分らしいことも書いておきたいと、正編も毎日欠かさず書こうと思います。
とにかく、大変なんです。ビーストのことばは、わたしの影響を受けてはいるけれど、ぜんぜんわたしらしくないので、苦しい。この「苦しい」というのもね、ビーストが横から邪魔してるのですよ。わたしらしい言い方では、「苦しい」とは言わないで、「ちょっと困る」と言います。ビーストはずいぶんと邪魔をします。
わたしらしいわたしを、ちゃんと感じていくために、きちんと、わたしの正しい心の形を書き留めていきたい。それで、しばし、この病気と闘っていこうと思います。
病人は大変です。
さて、この絵は、ずいぶん前の「奏楽の天使」シリーズの一枚です。このテーマで4枚の小品を製作して、そのうちの一枚を友達にさしあげたのですが、一枚なくなったのがさみしくて、同じ原画からもう一枚製作したものです。
諸事情から、四枚の中でこれだけ特別な意味をもつようになりました。それで、ひとつだけ、カードシリーズの中に入れることにしたのです。
天使がなぜ太鼓をたたいているでしょう。それはね、「そろそろもうやめなさい」て、言ってるからです。
たくさんのことがありましたが、いろんなことが起こりましたが、もうだいぶ、わかってきたでしょう。ばかみたいにやってても、つらいだけだと。
やめなさい。
まっすぐに、いいことをすれば、すべてはよくなっていきますよ。
苦しいのは、自分のまちがいから、逃げるために、あらゆることをしてきたという泥沼に、浸り続けていたいと、言っているからです。
逃げなければいけないのは、逃げているという現実からです。
正しいことは何なのかを知っている、自分の中の自分に、ずっと黙っていろと言い続けているからです。
もうやめましょう。正しいことを、しなさい。つらいことは、それだけで、すべてなくなります。
このカードの意味は、「はい、おしまいですよ」です。