近所で見つけた、ヒメジョオンの一群れです。星が群がってるみたいできれいでしょう。前にも同じのを使ったのですが、もう一回大きいのでお見せしたくて、UPしました。
暑い日が続くので、近所を散策して花の写真を撮るのも、一苦労になりました。少し歩くだけで、息がきれるので、一区画向こうの公園から向こうにいくことができません。だんだん、出かける範囲が狭まっています。
だから、写真もみな、同じようなのばかりになりますね。少し持ち直したら、遠くに出掛けて、違う写真も撮ってみたいです。
昨日、今日と、子供たちの個人懇談で、学校に行ってきました。小中高と忙しく回ってきました。小中学校の先生はやさしく、子供のことや、わたしの体調や家庭の事情なども気遣ってくれるのですが、高校になると、そこまでいきませんね。
生徒が手ごわくなるからでしょうか。自分をえらく大きく見せるほうに意識がいってしまって、子供たちの気持ちに耳を傾けるという感じではありませんでした。話をしていても、苦しかったので、窓の外の木や川ばかり見ていましたよ。
若い先生だということもあるのでしょうが、ほんとうに苦しかったのは、先生が、学校や企業や世間などの言葉をたてに、生徒に自信を失わせるような言葉ばかり言っているからです。もっとやんなくちゃだめだよ、とか。こういうとこを見られるから、君はちょっと痛いね、とか。それでは子供が縮こまってしまって、反感ばかり感じて、勉強しなくなりますよ、と、言いたいことしきりでした。
わたしの病気で、長男はとてもがんばってくれてるのです。ご飯のしたくなんかもできないから、みんな自分でがんばってくれてる。その上で、勉強もしてる。楽しいこともしている。そういうことを見てくださいよ、とわたしは先生に言いたい。
馬鹿にしないでほしい。私の子供を。彼は、まだ確かに子供だけど、ちゃんと、がんばっているから。みんな、自分で、やってくれてるから。
ひさしぶりに行った、長男の高校は、雰囲気が少し変わっていました。中庭のケヤキやナンキンハゼや、ヒマラヤスギなどが、感じよくなっていました。向かいの川に、涼やかで明るい風が吹いていました。何かが変わっているなという感じがしました。
見えないところで、世界はもうすっかり変わっている。それに気がつかない人間が、まだ、痛いことをやっている。そして、もうすぐ来る変化の音に、だんだんと気付き始めている。怖いことはないけれど、怖い。何もかもが変わってしまうから。
苦しいことは、ある。つらすぎることも、ある。けれども、すべては、よくなっていく。当り前のことを、当たり前にやる。それだけで、世界がすっかり変わる。そして、二度と元には戻らない。正しいことが、正しくなるだけだから。もう二度と、人間は、間違わない。そういうことになる。
高校を見つめていた、青い山々が、そう言っていました。いつか、多くの人に、わかるようになるでしょう。山や、川や、木々が、どんなことをしているか。そこになにがあるか。まぎれもなく、真実は、人間を圧倒する。そこまできている。
何かが、起こっている。