世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ミニバラ

2009-01-31 12:27:30 | 花や木

朝から雨が降ってます。

さっきまで少し外を散歩していました。傘は持っていましたが、雨はやんでいて、気持のいい風が吹いていました。

気温もそんなに低くなく、気持のいい散歩でした。

昨日の睡眠時間はよくわかんないけど、4時間程度かな。だったらいいなっていう数字なんですよ。ほんとの時間がわかったら、もう泣いちゃうかもしれない。

でもがんばってます。こーひーを飲んで目を覚まし、気持を落ち着けるために、家の中や外を歩き、辛い時には座ってぼーっとしてます。

切り絵もぼちぼち切ってますが、ゆっくりと時間を過ごせるよう、そう急がずゆっくりと切っていきましょう。

花や虫の話を長いことしてないなあ。昨日は台所の冷蔵庫のとこに、わらのような色をした変わった蛾がとまっていました。ほんとにきれいなガでしたが、虫を読んだらちょっと笑ってしまいました。なんて書いてあったかは秘密です。

それと、これだけは書かなきゃあと思ってることなんですけど、(いつか書いたかもしれないんですが)薔薇の花のことについて。いろんな品種の薔薇があるけれど、薔薇は、青い色に咲くことと、ミニバラのように矮小化することを拒んでいるみたいです。真実を歌い上げることを仕事としている薔薇は、小さく扱われることがきらいみたい。そこに、プライドがあるみたいなんです。

だからかな。ミニバラって、植えてあると、だんだんと花が大きくなってくるような気がしませんか。小さいなりに、なんとか大きく大きく見せようとしているように感じるのです。

青いバラも、いろんな品種があるみたいだけど、わたしは大嫌いです。青い色は、許す色だからなんです。青い色の花はいっぱいあるけれど、なんだか見ると、安心するでしょ。それは、ちょっとくらい失敗しても、あ~あ、いいよいいよ、とやさしくうけとめてくれる色。人間だもの、馬鹿なことやって落ち込むことなんて何万回とある。そんなときに、青い花を見ると、ほっとする。いいよ、にんげんだものね、つらいね、そういってくれる。

青い海、青い空、いつもかこまれている、人間はどんなにか、世界に助けられている。失敗したんだね、いいよ、いいよ、またやろうねえ。

でも薔薇はそれじゃいけないんです。真実と違うことを許すと、薔薇が薔薇を殺してしまう。そんな気がするんです。

青い薔薇は青い色をいやがっている。くるしがっているような気がする。

人間は、どうして青いバラを作りたがるのかなあ。

薔薇は、青いよりも、白や紅や黄のほうが、ほっとするでしょうに。

品種改良もいいですが、たまには花の意見もきいてあげてみたらどうでしょうか。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする