世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ナガミヒナゲシ

2009-04-13 11:03:01 | 花や木
昨日、長い時間外を散策しすぎたせいか、今日は体中が痛いです。無理は禁物なのに、つい無茶をやってしまう。大根の花をとりたくて、堤防を乗り越えたかったのですが、それはさすがにあきらめました。

ふらふらして高い所から落っこちたら大変です。そのかわり、空地でナガミヒナゲシを見つけた時はうれしかったな。大好きな花なんです。今年もあえて幸せ。

疲れていたので、今日は外の散策はやめようと思っていたのですが、やはり、家の中をうろうろするだけなのもいやなので、ちょっとだけでかけました。黄色いタンポポを探して。

一本だけ見つけました。写真を撮ったんですけれど、まるで、たんぽぽじゃないみたいでした。きつい黄色が、とげとげしく拒否しているような感じでした。あのげんきでかわいいたんぽぽはもうここらへんにはいないのかな。

でも私が探しているフィールドはごくごくせまい範囲なので、わかりませんけれど。もっと遠くに行きたくても今の状態ではね。いけるところで探すしかありません。今まで見つけたのはみなセイヨウタンポポでした。山に登ればカンサイタンポポが咲いています。いったいどんな感じでしょう。体の調子のいいときに見にいってみたい。

タンポポが咲くにはまだはやいのかなあ。でもシロバナタンポポはもうあちこちに咲いています。ためいきをついていたら、道端のガザニアが微笑んでくれました。ユリオプスデージー、オキザリス、黄色いタンポポに似た花が、あちこちに咲いて、戸惑いがちに、わたしをみている。

またタンポポをさがしにいこう。

写真とはまるで関係ない話になりましたね。でもナガミヒナゲシのおかげで昨日のわたしはずいぶん、気分がよくなりました。喜びがあると、苦しみも減る。きっとわたしの調子が悪いので、近くに咲きにきてくれたに違いない。そう思うことにしよう。だって、であったとき、まるで他人行儀という感じじゃなかったもの。わたしにあえて嬉しいという顔をしてくれたもの。

ほんとうですよ。こんな立派な花を咲かせたナガミヒナゲシがいっぱい咲いていて、みにくるものを喜ばそうとしていたにきまっているんです。

不眠症は、ほんと、大変です。もう半ば慣れましたけれど。でも、助けにきてくれる花がたくさんいるから。これからもそれを楽しみに、外にいってみよう。








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