ブレグジットは、ブレグジットだ。
テリーザ・メイ
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ご承知の通り、2016年の国民投票で、イギリス国民は自国のEU離脱を決めた。しかし、先の下院総選挙では、離脱を進めている与党が過半数の議席を獲得できずに敗北した。
これを見ても、人民は何も考えていないことがわかる。愚民は単に、エゴのみに動かされて票を入れたのである。
国の未来のことなど何も考えてはいない。
総選挙の後で起こったロンドンの火災は、そういう人民に対するてきめんの天罰なのである。不遇をかこちさせてはいけない政権に、不遇を押し付けたのだ。その動機はただ、嫉妬である。メイ首相がかなりの美しい女性であるということに、馬鹿が嫉妬したのだ。
目が眩みそうだと思うやつもいるだろうがね、これが真実だから仕方がない。かつて、美しいからという理由だけで、自国のプリンセスをいじめぬき、離婚に追い込み、命を奪った国なのである。
女性に対する嫉妬というのは、馬鹿の宿業的病なのだ。女性というのはよいことをするだけで、時に崇高なまでに美しくなる。まだよいことなどほとんどできない馬鹿は、そういう高い女性に激しく嫉妬するのである。
万重に防衛して自分の本心を隠しながら、徹底的に宿敵たる美女をいじめるのだ。そのためには手段など択ばない。それが馬鹿というものである。
人間は、馬鹿というものにこういう現実があるということを、覚えておかねばならない。力高い女性が政権に上る時は、それなりの対策を考えたほうが良い。
馬鹿の全くいない国など考えられないからである。
国民主権、主権在民というのはこういう穴がある。自分たちに主権があると思うから、国民がよい人間を敬うこともせず、下郎のエゴで国を席巻するのだ。こういう活動を全く防げない体制はよくない。
主権を民に設定してはならない。では何に設定するのか。神である。
主権在神だ。
神に主権を設定すれば、人は愛に流れてゆく。すべてをよき方向に導いてくれる神に主権を差し上げれば、神の子供である民にも、最もよい愛が流れていく。高低を繰り返しながらも、社会は上昇していくだろう。
海に主権を設定するような感じではあるがね、何かを試みてみなければ、このままでは危ない。主権に奢った愚民が何をするかわからないからだ。