熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

甘かった防寒対策

2011-10-09 16:02:38 | アウトドア
夏休みシーズンや今の紅葉期の山小屋は異常な混みようで、特に北アルプスなど人気の山となると畳1枚に2人、多いときは3人なんてこともある。

一度だけ、紅葉期に涸沢の山小屋に泊まったことがあるが、夜中大勢の宿泊客の熱気で暑いうえ、すし詰め状態で寝返りは打てない、トイレに行きたくても足の踏み場がなく我慢せざるを得なかったりと大変な思いをした。これ以降は、宿泊客が少ない日や雨の日を除いてテント泊に決めている。

今回の涸沢紅葉登山も当然ながらテントを担いで行って来た。
昨年もこの時期、涸沢を訪れているが最低気温は7、8度くらいだったと記憶する。そして今回も防寒対策は昨年と同じ準備で出掛けた。
ところが、今回は冷たい風が強く昼間ですら10度前後、夜にかけて気温は下がり続け、翌朝にはテント内ですら氷点下近くまで下がってしまった。

シュラフは、モンベルのアルパインダウンハガー#1。カタログ上では、「快適睡眠温度域-9℃~、使用可能限界温度-22℃、2000m級のほとんどの冬山で使用できる」とある。カタログ通りなら、零度でも大丈夫な筈だが、これが大きな間違いだった。

レインウエアを含め持参した衣服を全て着込んだ。
上半身は何とかなったものの、アンダーウエア1枚と登山ズボンだけの下半身と靴下1枚の足先が冷たくてどうしようもない。エアマットからも冷たさが伝わって来る。結局、あまりの寒さで一晩中、寝ることが出来なかった。

シュラフのスペックを過信しすぎたことと、寒さ対策が甘かったことを大いに反省した次第だ。 
早速、次回に備えウエアとマットなど装備品の見直しを始めた。なるべく重量を増やさず、且つ限られたザックの容量の中でいかに効果的な防寒対策を実現するか難しいところだ。

コメント
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