熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

初日アウグスブルクまで無事完走!

2017-05-30 03:06:16 | 海外自転車旅
いよいよ、今日からヨーロッパ自転車旅のスタート。
今日の目的地は、ミュンヘンから北西に50キロほどのところにある、ロマンチック街道沿いの町、アウグスブルクまで。
途中、ダッハウという町に立ち寄ったり、道に迷ったりしたため、走行距離は82キロと予定をややオーバー。
気温30度越えの中、久しぶりの長距離、それも荷物満載とあって、アウグスブルク郊外のキャンプ場に着いた時にはへとへと。早速シャワーを浴び、水分補給して回復しましたが、暑い日の走行距離は少なめに設定しておいたほうが賢明です。特に観光地経由の場合は。

ダッハウは、ナチス支配下の1993年にドイツで最初の強制収容所が造られ、41,500人の命が奪われた場所で、バラックが2棟復元されています。

収容所ゲート


ゲートの扉「働けば自由になれる」との意味らしいですが、自由など無かった訳ですね。


バラックが建っていた広大な跡地


訪れているのは大半が中高生。課外学習でしょうか、スタッフの説明に真剣に聞き入っていました。


北海道・富良野を連想させる広大な景色が続きます。




アウグスブルクまで殆ど自転車道が設けられていて、自動車と同じ車線を走行したのは僅かな距離、景色を楽しみながら安心して走れました。

流石に、夕食を調理する気力は沸かず、近くのスーパーで調達したパスタサラダと手製サンドイッチ、ヨーグルトと簡単に済ませました。


因みに、昨日(日曜)はWIFIが使えず更新できませんでしたが、オリンピック公園近くのBMW博物館を見学したので簡単に。

1972年に開催されたミュンヘン・オリンピックの会場跡は、スポーツ施設などを備えた広大な公園として開放されていて、高さ290mのオリンピック塔が目印。
日曜とあって、ジョギングやサイクリングを楽しむ人や日陰で寛ぐ人など市民の憩いの場になっています。 


BMW博物館は、オリンピック公園と道路を挟んで反対側。
自動車のシリンダーをイメージした高い建物はBMW本社、右のお碗状の建物が博物館。
入場料10ユーロを払って中へ。


BMWが製造した歴代の車が展示されています。その中から数台をピックアップすると、

エルビス・プレスリーに1958年納車されたBMW507。


BMW初となるクーペスモデルBMW700、1959年製造開始。


昔のコンセプトカーBMW328ロードスターなど。


こちらは、BMW初のオートバイとして、1923年から製造が始まったR32。494㏄、8.5馬力ながら最高時速は90~100キロ。


オートバイのボクサーツインエンジンの原点となるBMW製航空機用エンジン。


見物客の半数近くが中国人。たまたま団体に遭遇したのかも知れませんが、何処に行っても中国人の多さには驚かされます。
ただ、今日のダッハウ強制収容所では、中国人は見かけませんでした。

コメント
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