熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

愛機FJRも全面的オーバーホールの時期

2012-02-24 15:27:50 | ユーザー車検・メンテナンス
9年目に入り7.7万キロを走ったFJR1300、中古で売却するのはほぼ絶望的で売れても二束三文、20万円の値がつけば良い方だろう。
一方で、これといった不具合や不満はなく、長年乗ったバイクともなると愛着もある。となると、乗り潰すしか選択肢は無いことになる。

これから先、走っても3~4万キロだと思うが、快適に乗り続けるには、症状が出る前にある程度の出費覚悟でメンテナンスしておいた方が懸命だと考え、足回りを中心にオーバーホールすることにした。

納車後、DIYメンテナンスを行ってきたが、流石に足回りとなると技術と特殊工具が無ければ難しい。そこで、素直にバイクショップに依頼することにした。

オーバーホール箇所は、ステムベアリングとフォークオイルの交換、スイングアームピボットとリンク機構のオーバーホール、ハブベアリングのオーバーホールといずれも、自分の手には負えないし、操作性と乗り心地に直結する箇所だけに、ここはプロの出番である。

ステムベアリング下部からグリスがにじみ出ている。
ベアリングを交換すれば、ハンドリングが軽くなるのではと、作業後の改善効果が一番期待される箇所である。
 

スイングアームピボットとリンク機構。
外から給脂しても中まで行き渡らせることは困難。分解するしかないが、ジャッキアップしての作業でボルトも固くて、素人には難しい。
 

後は、古くなったバイクで一番怖いのがエンジンの始動困難。原因は様々だがセルモーターの不調によるケースが多い。長く乗っているとブラシが磨り減って回らなくなる。症状が出てからでは遅いので、後日DIYでブラシ交換することにした。

バイクは消耗品の塊りとは良く言われるが、今までそれほど頻繁に部品を交換することなく、大きなトラブルに見舞われずに過ごせたことは、良い車体に当たったのと日頃のメンテナンスの成果かと、自己満足している。




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世界一のシンプルライフ

2012-02-23 21:41:46 | 日常の出来事・雑感
NHKで毎週木曜に放送されている「地球イチバン」という番組、地球上の珍しい地域などを俳優が訪れレポートするのだが、今日は「世界一のシンプルライフ」というタイトルで、タンザニアの林の中で太古の暮らしを営む人々が紹介されていた。

物は持たず、彼らの頭にある時間軸は今日と明日くらいで、1週間、1ヵ月、1年といった将来という観念が無い。勿論、年齢という考え方も無い。
そして、いつまでに何かをするということを一切考える必要が無いのである。当然、将来への不安や悩みというものも全く存在しない。
太陽が昇れば狩をして、日が沈めば寝るの繰り返しである。
そして、狩で射止めた物は皆で平等に分け与える。獲物が獲れなくなると、「全財産」を背負って、獲物が豊富な場所に全員で引越しをする。

「全財産」といってもこれだけ。


鍋・しゃもじ、僅かな衣類、弓と矢、保存食のバオバブの実だけである。

薬は自然に生えている薬草で代用し、照明器具は目がいいので不要、地図は頭の中に入っているのでこれも不要。

このような生活をしたいとは思わないし、別に良いとも思わないが、番組を観終わって、人間は最低限の物があれば、生きて行けることを改めて考えさせられると同時に、地球資源をふんだんに消費しスピード最優先の現代社会に生きる者として、少しは見習うべきかと感じた。

「荷物の少ない生活、それは心の荷物が少ない生き方でもある」、と番組は締めくくられていた。なかなか含蓄のある言葉である。


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海外へのバイク持ち込み (続)

2012-02-22 21:06:17 | ツーリング・バイク全般
今日もどうすればバイクをカナダに持って行けるか、引き続き業者に当たってみた。
その結果、2社が見積もりを出してくれることになった。
ただ、いずれも現地に出先や提携先が無く、カナダでの荷受人をどうするか、問題が残っている。カナダに知り合いでもいれば、名前を借りることができるのだが、生憎知り合いはいない。

昨日よりは、ほんの僅かだが前進した感じだ。
上がってくる見積りが予算内に収まりそうなら、次はカナダでの荷受人探しとなる。業者から紹介だけでも受けられればいうことは無いのだが。

もう少し当たってみて駄目なら今年は諦め、来年、行き先を変えたうえ、期間を長くして世界一周ならぬ、”世界3分の一週”程度も悪くないかと、次第に気持ちが大きくなってきた。

それに、海外で長距離を走るとなるとダートは避けられないだろうし、取り回しを考えるとFJRでは不安がある。
できれば、オン・オフ両方こなせる軽いバイクがいい。この当たりのことも考えると、来年にずらしたうえ、じっくり準備して行くほうが懸命かも知れない。

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大きな壁、海外へのバイク持込み

2012-02-21 16:01:43 | ツーリング・バイク全般
北米大陸を2ヶ月ほど掛けて自分のバイクで走ろうと情報を収集中だが、大きな壁にぶつかってしまった。肝心の海外へのバイク持ち込みである。

当初、世界をバイク旅した方々の経験談から、大手運送会社(日通、ジャパンエキスプレス等)に依頼できるものと考えていたが、いざ問い合わせをしてみると、ことごとく今は取り扱っていないとの返答。特に北米は、テロ対策の関係で最近持ち込みが厳しくなっているようだ。
そもそも、海外にバイクを持ち出す客は少ないだろうし、ビジネスとして成り立たないというのも取り扱いを止めた理由だろう。

大手運送会社が駄目ならと、個人で海外輸送業務を代行している方に問い合わせるものの、一般的な話として、現地で100%通関できる保証がないことや、通関できたとしても引き取れるまで一定期間をみておく必要があり、その他費用や手間を考慮すると、半年、一年といった長期間でなければ、お勧めできないとのことだった。2ヶ月程度では到底割りに合わないということだ。

航空便で手荷物として送れば比較的簡単に持ち込めるようだが、輸送費が高額でこれも非現実的である。

というわけで、北米大陸を自分のバイクで走りたいという夢の実現は、早くも暗礁に乗り上げてしまった。
どの国に行くにも海を越えなくてはならないことは島国の宿命とはいえ、実に不便である。


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大型バイクも低燃費化、ホンダのニューモデル「NC700X」

2012-02-20 20:03:00 | ツーリング・バイク全般
ホンダから今週発売される「NC700X」というバイク、669CCのスポーツバイクでありながら、燃費はリッター
41キロ(60キロ定地走行テスト値)とビッグスクーターを上回る性能である。
低燃費小型車「フィット」で培ったエンジン技術を応用し開発された新型エンジンを搭載しているという。流石、ホンダである。
これから、バイクも低燃費化の流れになって行くのだろうか。

 

実走行燃費を30キロと仮定すると、満タンで400キロを無給油で走れてロングツーリングも問題ない。
ただ、スクリーンが小ぶりなので、高速での長距離走行は結構疲れそうだ。
海外では、やや大きめの社外製スクリーンがあるようだが。


ツーリング仕様


一方、低燃費のおかげで燃料タンクを14リッターと小型化しシート下に配置。従来の燃料タンク部は、ヘルメットも納められるラゲッジスペースになっているというから、使い勝手も良さそうである。


ヘッドランプ周り(下の突き出た部分辺り)がBMWのF800GSに何となく似ているような印象だが、全体的にスポーティで軽快なデザインである。

気になる価格だが、意外にも60万円台とリーズナブル。それに、重量も約220キロと取り回しも楽そうである。
これでスクリーンが、せめても上の写真くらいあると申し分ないのだが。


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